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マジックの『現象』が起こる理由 - マジシャンが押さえておくべき最重要ポイント

こんにちは、TAKKiです。

今回は、「マジックの『現象』が起こる理由」
というテーマでお話ししていきます。

決して「タネがあるから」なんて拍子抜けするような
結論じゃありませんよ!笑

「マジックの『現象』が起こる理由」というテーマを通して、

・あなたがマジシャンである必要性はどこにあるのか?
・あなたが観客に「マジシャン」として信頼されるには
 どうしたら良いのか?

そんな話をしていきます!

観客からの視点で見たときの
「なぜ、不思議なことが起こるのか?」を知ることで、
今後のマジシャンとしての立ち振る舞いが変わってくるはずです!


・「どうしても胡散臭さが残ってしまう。」
・「マジシャンとしての『凄み』が出したい!」
・「もっとインパクトを残したい!」

そんな悩みを抱えている方は、
この記事を読むことでヒントを見つけられるはずです!


✅この記事を書いた人

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・現象が起こるのは、あなたが「マジシャン」だから!


結論から先に言います。

マジックの『現象』が起こる理由は、
【あなたが「マジシャン」だから】です!

久々の「どういうこと?案件」ですね。笑

でも本当に言葉の通りです!

マジシャンがいなければ、不思議なことは起きないはず
ですよね?

これは、マジシャンが不思議な力を持っている「テイ」で
マジックが進むからです。

これがあなたがマジシャンである理由であり、
マジックの現象が起きる理由なんです。


観客が現象を起こすタイプのマジックでも考え方は一緒です。

マジシャンであるあなたがそこにいるから、
観客は不思議なことが起こせた。

逆に家で同じことをやっても、現象は起こせないですよね?

そう、つまりは
全ての現象には、「マジシャンの持っている力」が
関係しているのです!

これをまずは頭に入れておいてください。


・「被害者」は成立するのか?


マジックの世界には、
「『被害者』と『加害者』」という考えがあります。

これは演出上の考え方で、それぞれ

・加害者:自らの力で現象を起こすマジシャン
・被害者:身の回りで勝手に起こる現象に振り回されるマジシャン

を指します。

ただ、先ほども言ったとおりマジックの『現象』が起こる理由は、
【あなたが「マジシャン」だから】のはずです!

その考えでいくと、「被害者」は成立するのでしょうか?


被害者は、「限られた場合のみ」で成立します。

あなたが
「不思議な力を持っていない人間を演じている」場合
被害者が成立します。

コメディ、クラウン、演劇のストーリ内
などがそれにあたりますね!


ここで一つ注意が必要なのが、
「マジックを失敗する演出」の場合は「被害者」ではない
ということです!

「失敗」というのは、「思った現象が起こせなかった」ということです。

思った現象が起こせない = 力が足りない or おまじないを間違えた

失敗演出の場合は
あくまでマジシャンは「不思議な力」を持っていて、
意図的に現象を起こそうとしたことになります。

つまりは失敗演出は「加害者」にあたるわけです!


・マジシャンとしての「信頼」が現象をリアルにする


観客に「マジシャンがいるから現象が起きた」と感じてもらうには
あなたがマジシャンとして「信頼」される必要があります。

そうでないと、冒頭で言ったように
「現象が起きるのはタネがあるから」なんていう
夢もへったくれもない思考になってしまいます。

そう思われてしまっては、
あなたがマジシャンである必要すら無くなってしまいます。

観客からしても、
「もしかしたらこの人には本当に不思議な力があるのかも……」
と思えるくらいの方が楽しいでしょ?


ではマジシャンとしての「信頼」はどう形成すれば良いのか?

・清潔感
・服装
・テクニック
・立ち振る舞い

などなど、当たり前のことは最低限できている前提でお話しします。


ずばり、
「マジシャンとしての信頼」を形成する一番大きな要因は
【おまじない】です!

マジカルジャスチャーってやつですね!

よりリアリティのある「おまじない」をすることで、
マジックの現象もリアルになりますし、
「あなたが現象を起こしている感」のリアリティも上がります。

つまり、おまじないを徹底することで
「あなたがマジシャンである理由」が生まれるわけです!


とはいえ、おまじないをあまり深く考えていないマジシャンが
多いことも現状です。

全部指パッチン
なんて方も少なくないのではないでしょうか?

舞台の演出でマジックの指導をするとき、
演出家さんが一番喜んでくれるのは「おまじない」を教えたあとです。

「めちゃくちゃリアルになった!」って目を輝かせて言ってくださいます。

それまでは「練習したマジックをやってる感」が否めない場面も、
おまじないを教えることで
「本当に不思議なことが起きているシーン」に変わるのです!


その現象にあったおまじないをするというのは、
マジックをよりリアルに演じる上でめちゃくちゃ重要なことなんです!!!

全部に指パッチンをするくらいなら、
何もしない方が全然いい!

そうすれば、
「この程度の現象を起こすだけなら、おまじないをかけるまでもない」
という力の強いマジシャンになることができます。

逆に単純な現象も複雑な現象も全部指パッチンで統一すると、
「力のかけ方」にリアリティがなくなり、
「その人が現象を起こしている」というよりは
「そのマジックがすごい」という、
「ただ手品をしてる趣味の人」になりかねないのです。


そんなのイヤじゃないですか!!笑


あなたがマジシャンであるためには、
「おまじない」を徹底して
より強い「リアリティ」を追求していくことをオススメします!!


今回の話があなたの役に立つと幸いです!

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本日のオススメ記事


文化庁の事業で6年間ワークショップを続けてきた末に辿り着いた
「マジック教室の作り方」
詳しくは書きません。
ただただ「めちゃくちゃ自身のある記事」です!笑
騙されたと思って、
無料部分だけでも読んでみてください!
読んでみろ、とぶぞ!(長州)笑



https://note.com/takkimagician/n/nd6e62e0d6bbf


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今回も参考になれば幸いです!
それでは!
TAKKi


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