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#170 旬の食べ物は美味しくてコスパが良い/温暖化でとれる作物が変わったら、合わせて生きるしかない

シンママ起業家のタキマユコです。noteで毎日記事を書き、メンバーシップを運営しています。stand.fmとPodcastも毎日配信しています。

急に寒くなったので、自宅で今年初の鍋を食べました。材料を探しにスーパーに行ったところ、鱈がとても安く売っていたので、鱈を入れた寄せ鍋を作りました。

最近、気候の変化で、とれるはずの野菜や魚がとれなくなったり、普段はとれない地域でとれるようになったりなど、温暖化が作物に与える影響が、報道などでも取り上げられています。

秋といえば秋刀魚、という方もいらっしゃいますが、秋刀魚は年によって漁獲量の変化が激しいので、値段もすごく高い年もあれば、安く食べられる年もありますよね。

今年は比較的安値で売っていますが、今度は身が痩せているから嫌だという話も聞いたりします。

自然環境に文句を言っても仕方ないですし、そもそも自然環境を変化させてきたのは我々人間です。食材に関しては、あるがままを受け入れる、今の最善を選ぶ、しかないかなと思っています。

昔のように、この季節はこれ、というのが確実に食べられるわけではなくなりましたが、逆に、「今の時期にこんなものがあるんだ」とか、「この地域でこんなものが採れるようになったんだ」という変化を楽しむと、食も、料理も楽しくなる気がしています。

私の母は北海道の出身なのですが、北海道では天候の問題で、お米作りに苦労していたそうです。北海道のお米は不味いというイメージを持たれていることが、すごく悔しそうでした。

ところが、品種改良が進み、温暖化も手伝ってか、現在は北海道のお米は美味しく、高級なお米としても認知される様になりました。北海道のお米が評価されているのを見た母が、とても喜んでいたのを覚えています。

スーパーや魚屋さんにいくと、旬のものが安く売っているので、やはり旬のものを買うのがコスパ的にも良いなと思っています。これを作ろうと思い、買うものをメモしていくよりは、安くて旬のものを見ながら、どうやって食べたら美味しいか考えるのが楽しい時間でもあります。

そしてよく見ていると、見たことない野菜や魚も、たくさんあったりしていて、漁師さんや農家の方のチャレンジ精神を感じることもあります。

新しい魚や野菜も、せっかく生産者の方が市場に出してくれたのだから、挑戦してみたい、という私のチャレンジ精神も働いて、積極的に試すようにしています。

お店では、質問すレバ食べ方を教えてもらえますし、今はインターネットでレシピなども調べられるので、調べて新しい料理に挑戦するのも楽しみの1つになっています。

気候変動は、生産者の方にとってはご苦労が多い要素だと思いますが、消費者である私たちは、温暖化が進まないようにできることをやりつつも、現状を受け入れ、今の旬、今美味しいもの、今取れるものをうまく消費していくのが良いのではないかと思います。

娘と2人で食べた鍋はとても美味しく、「やっぱり日本の冬はこれだよねー」と言いながら食べました。

今年の冬は、たくさん鍋を食べられるのを楽しみにしています。

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