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焼きそば奮闘記~ある慌ただしい土曜の出来事を経て考えたこと~

今回は、ある慌ただしい土曜の出来事を経て考えたことを書いてみます。
タイトル「焼きそば奮闘記」。(笑) 

ある慌ただしい土曜の出来事

慌ただしい土曜とは

まず何があったか。
土曜の午前中は子どもたちが習い事をしているため、親には送迎というタスクがある。その慌ただしかった土曜は、午後に同じ習い事のイベント準備があり、一旦帰宅したのち、お昼ご飯を食べて再集合しなければならない日だったんです。

夫が焦りながら焼きそばをつくっている

私は午前中に在宅でしたが用事があり、夫にすべて担当してもらいました。ただし、お昼ご飯の材料になりそうなもの(今回は焼きそば)は冷蔵庫に準備していたつもり。
だけど、気が付いたら出発の30分前になってもまだ焼きそばをつくっているではないか。しかもめちゃ焦っている(笑)
用事と並行して横目で見ながらたったので、正直、「えっ?、まだ作っているの?(焼きそばつくるのにどんだけ時間かかるの?)」と思ってしまったわけです。
手伝おうと思って、キッチンに行くと、冷蔵庫にはないはずのキャベツともやしの包装。「えっ?、もしかしてあの時間内中で買いに行ったの?(にんじんとたまねぎとお肉準備しといたじゃん)」

なぜこんなことになったか

お昼ご飯にかけられる時間は正味1時間半。焼きそばなら余裕だろ~という私の感覚値は未共有。さらには、何を具材として入れるかも、未共有。さほど選択肢がない状態だったので、まぁまぁ、わかるかな、と。何か余計に入っていたり、反対に何かが入っていなかったりしても全く問題ないし。と思っていたんです。
夫は、その想定をはるかに上回り、キャベツともやしを買い出しに行っていたみたい。だから時間なくなって、かなり焦っていた模様。

この出来事から考えたこと

「共有は有価値」

私の、「1時間半で焼きそばは余裕。(前提:冷蔵庫にあるもので)」は、これまでのある程度の家事経験に由来するもので、前提なんて当然あるものとして伝えもしていなかったです。
夫は過去に何度も焼きそばをつくったことがあるし、焼きそばの具材にこれまでいろんなものを取り入れている。だから、わざわざ言わなくても、時間制限も考えて、冷蔵庫にあるもので済ませてくれるだろうと思ったんですね。
これがいけなかった。しっかり伝えてあげていたら、わざわざ買い物に走り、時間をロスすることもなかったはず。コミュニケーション不足ってやつです。反省反省。

「経験値も大事」

とはいえ、時間の読みに関しては、買い出しロス以外にも考慮すべきところがあったのかも。それは、家事の経験値に関するもの。
夫の家事の経験値は、かなり少ないです。本人には言ったことはないし、言うつもりもないけど、野菜切るのだって私から見たらスーパー遅い。これは夫が家事が苦手なわけじゃなくて、単純に私との比較で、家事の経験値が圧倒的に少ないからだと思うんですよね。私だって、一人暮らしを始めて料理を始めたころは、ヨタヨタでした(笑)それが、結婚して子どもができて、日々の暮らしの中で自然と経験値を積み重ねるうちにスピードやスキルがぐんとあがっていった。

ギャップを埋めるコミュニケーション

大前提として、この慌ただしい土曜は別に夫の段取りに文句を言うつもりはなく(笑)、むしろ対応してくれて助かったから感謝しかないんです。
次へ向けての反省点としては、やっぱりコミュニケーションに尽きる。
そして、夫にはもっと家事の経験値を積んでもらう!(笑)

会社だったらどうか?

もし経験値の少ない後輩社員なら・・・

おそらくもっと、しっかり伝えたでしょう。
焼きそばの具材はこれを想定している、時間は1時間半。出発前に食休みの時間をとれたら尚良し。
経験値に応じてだけど、ウザがられるくらいに細かく伝えたと思う。(しかし例えが焼きそばって・・・(笑))

後輩から確認してもらえたら・・・

「これって、時間あまりないから買い出しは無理ですよね、にんじんとたまねぎあるから、入れますね。早く食べ始められるように急いで作り始めますね」って言ってもらえたら、先輩社員としては部下のしっかりした姿に狂喜乱舞だと思う(笑)

つまりコミュニケーション責任は相互にある

何が言いたいかっていうと、夫も、わたしに聞いていいと思う。「キャベツともやしないんだけど、どうする?買いに行く?」とかさ。いくら用事があって忙しそうにしてたとしても、10秒で済むことかぁと。
会社でも、先輩や上司が忙しそうで声かけづらいってあるあるだよね~。自分も身につまされるわ。。

焼きそば奮闘記のまとめ

家庭でも仕事でも、ここまで言わなくても大丈夫だろうと思ったその先の確認はデフォルトで気を付けた方がいいよねって、改めて思ったのでした。
仕事では素直に「次からそうしよう」と思えるのに、家事となると「相手が同じだけやってくれたら」なんて欲張り思考がのぞく。
なんでも同じに考えることは難しいけど、自分で変えられることは変えていこうと反省した。
慌ただしい土曜の出来事を経て考えたこと。

そしてこの翌日、朝寝坊したわたしに代わって夫はおいしいスープをつくって子どもたちに食べさせてくれてた。

夫よ、いつもありがとう。


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