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「泣きたい私は猫をかぶる」を観て。

こんにちは、takiです。
今回は、記事、というよりは単純な感想を綴る回になるます。
まぁ、もともとめんどくさがり屋の自分が書こうとする時点で、
琴線に触れたのは間違いないので、ファンの方は安心してください。

出会い

出会いは、正確な日付までは覚えていないのですが、
2024年の1月中旬ごろだと思います。
テレビで何気なくNetflixを眺めていたら、この作品「泣きたい私は猫をかぶる」がありました。その時は予告編を見て、この作品は絶対に見ようと思いました。同じような出会いとしては、映画ドラえもんの月面探査記があります。
まず、自分の大好きな中学生の思春期真っただ中の恋愛作品であり、かつそれでいて、自分の大好きな「悲しくも美しい物語」だろうと予告編の時点でうすうす感じていました。
まぁ、予告編みたならすぐ見るだろうと思いますよねw
実際に見たのは、それから1、2週間後なんです。
ちょっと理由があって。。。w

感想

まずは、声を大きくして言いたい。
大好きでした。

時系列順で話していきましょう。
あ、ネタバレ注意ですよ。

まずは、そうですね。
冒頭の日之出サンライズアタックからいきますかw
最初は、おお、すごいことやるなwっておもってました。
だって、靴脱いで女子が男子におしりくっつけるわけですから、
そりゃまわりからしたら無限大謎人間ですよねw
で、日之出くんはため息と、、、
この反応からしてもう何度も経験しているんだろうなあっと感じていましたw

で、日之出くんのエロボイスになるわけですよw
ここも最初は驚きましたが、今考えればなんら不思議はないのかもしれません。だって、思春期真っただ中の恋なんですから。
相手の言動すべてが自身の心に突き刺さってしかたがないのも分かります。
まぁ、だいぶ日之出くんには嫌われてるんじゃないかなあ、
愛してほしいなら逆効果では、なんて笑いながら思ってましたねw
今、最後まで見てるからその気持ちも分かるんですがね、、、
初見時は闇に気づかなかったなあ。。。

さて、少し話を飛ばしますが、ここからムゲの三つ目の名前、太郎が出てくるわけです。一つ目が笹木美代、二つ目がムゲ、三つ目が太郎です。
(小説版読んだ人なら一発かなw)
太郎の時の日之出の甘さがまたこりゃ、男でもやられますわ。
可愛いと思いましたね、はい。
完全に学校ではクールキャラじゃないですか。
それが、相手が子猫となった瞬間に子供のような笑顔で学校では見せない素顔を見せてくれるわけですよ。これは、ムゲちゃんますます日之出のことが好きになりますわなあw

ただ、ただですよ。
ここで、この作品の第二のテーマが如実に表れてくるなあとも、今になっては思っています。それは、「心の闇」。

人間、それこそ世界一の大富豪とか石油王の息子でない人間が99%だと思っていますが、だからこそ心に闇をもっているものなんですよね。
ムゲなら、小学生時代の親、つまり家族関係の悩み、それから学校関係の悩み。本人は、そっけなく無視してますけど、やっぱり抱え込んでるんですよ。
日之出なら、4年前にお父さんが他界したことと、親からの期待、それから、陶芸をやりたいとまっすぐに自分の気持ちに向き合えないもどかしさだったりするわけです。

そんな心の闇が日之出にもあるんだなあということを、太郎固有の特権を使って日之出から聞き出すわけです。
えぇ、日之出君のことが好きですからね、当然悩みを聞いて解決してあげたいですよね。自分に闇があったとしてもです。

そして、まぁ、この映画・マンガ・小説で二番目に苦手なシーン(嫌いではないので、安心してください。この作品を否定することになるので、そんなことはしません。あのシーンこのシーンあってこその2人の物語ですから。)
がでてきます。

まあ、お分かりですかね。中庭、でしたっけ。ムゲと日之出の陰口を言う声が聞こえてくるわけですよ。まぁ、14歳の中学生ならそんなもんですけど、やっぱり聞いてて聞こえのいいシーンではないですよね。

とおもったら、まさかのムゲちゃん、空中ダイブw
いやいやそこ何階!?
太郎じゃないんですけど!?
って驚きましたね。これも気持ちは分かりますがね、好きな人の悪口、しかもまったくもって嘘っぱちですもん。日之出くんが、めっちゃ努力をしているのを太郎として知っていて、カンニングだなんて言われた日にはかちんときますよね。
あとはやっぱり太郎としての経験があったので、行けると踏んだのでしょうけど、すごい勇気ですよねw
下手すりゃ大けがですからね。。。w
そして、降り立ってさんざん文句を言った後には優しい彼が来てくれます。
思えば、本当に嫌いならこの時点できませんよね。
あとあとのシーンにもつながりますが、彼なりに救われていたのかもしれません。

で、シリアス?なシーンの次はあまーいシーンがきます。
そうです、にっころがしですw
しかも、好きな意中の彼が作った手作り、そしてしかもムゲがすきなのもにっころがしです。こりゃあああ、たまらんでしょうね。
しかも前日にあれだけお弁当食べたがっていましたもんね。
おもわぬ形で食べることができました。

小説版でも書いてましたけど、下校時にムゲから笹木美代に戻るんですよね。といってもこの時はにっころがしの件があったのでウッキウキでしたがw
で、また日之出くんの笑顔が見たくて太郎として飛び出していくんですよね。
家について、聞こえてきたのは打って変わって日之出くんの叫び声。
工房の閉鎖。。。日之出くんはおじいちゃんに憧れていましたからね、
けど、親の期待などもあって自分の本心を打ち明けられずにいると。
うーん、切ない、、、

で、一度は家に帰るもののまた、太郎として抜け出してくるムゲ。
月明かりの中工房で陶芸に励む日之出くんがいます。
まぁ、みなさんおわかりでしょうけど、大好きなシーンきますよ。
まどによりかかって、日之出が自分の悩みを打ち明けるシーンですね。
陶芸続けたいけど、言えなかった。あいつなら言えたのかな。
って。
その声には半ばあきらめのようなものが含まれていましたね。
ただ、好きな人の悩みの正体がムゲちゃんは分かったわけですよ。
私も思ったことが言えなくて、、、って。
いや、切ないんですよ。ただ、月明かりの中、お互いがお互いの闇を抱えて、それを相手に吐き出している、この光と闇の対比が好きです。

さて、幾分か飛ばしますが、好きな人の悩みを聞いたムゲは、自分の部屋のさらにロフトの下にある自身の部屋の中で手紙をしたためます。
この時点で、いい描写していますよね。
確か、インタビューだったかな、書いてあるの。
このロフトの下の部屋は、心そのものなんだって。だから、童話とか子供っぽいものを一杯おいてるって、感じだったと思います。
部屋自体がムゲの心ならこのロフト下の空間はさらに心の中の心って場所なんでしょうね。
そこで、日之出への想いをぶつけるわけです。
ムゲちゃんなりの励まし方なんでしょう。
私にできることは、って言って。

そして、次の日。
朝早くから待機するムゲ。
そして来る日之出。

さて、初見時でも思わず目を背けてしまった、一番苦手なシーンがきます。
手紙を渡します。みんなの前で。。。
といってもムゲはみんなの前で渡したかったわけではなく、
日之出に渡したかっただけで、他の人は関係なかったんでしょう。
今でも思いますが、せめて裏庭とかに呼び出してじゃないかなー、なんて思います。思春期少年にはかなり堪えますからね、、、w
ただ、ムゲの気持ちも分からなくはないんですよね。
一刻も早く日之出には元気を出してほしかったっていうその気持ちでいっぱいだったと思うので。
で、奪われる手紙、読み上げられる手紙。
まぁ、、、借りにその場にいたら、その場にいて日之出とムゲの闇と想いを知っていたらひっぱたいてやってますけどね、、、w
まぁ、思春期な奴らですよね。

で、面と向かってはっきりと、大嫌い、と言われるわけですね。
いやあああ、せつねええええええええ。。。。。。
教室を飛び出していくムゲ。
日之出は驚いてましたね。
あの悩みもなさそうなムゲが、泣いてるわけですから。
日之出とヨリちゃんどっちとも縁を切れずに、
無理ぃーと気丈にかえすムゲ。
で、嫌いな家に帰ってくるわけです。
というよりは居場所のない家に。。
で、めっちゃなくわけですよ。
あの心の中の心を表す、ロフト下で。。。
つまりは、表面上は気丈ですが、
内心ぐっちゃぐちゃな気持ちなわけです。
で、家族にも、いや、小説版の言葉を借りるなら、
家族ごっこをはじめようとする家族にも飽き飽きで、
そのまま家を飛び出してきます。

むかったのはそう、日之出の家。

で、僕が個人的に好きなシーン3本指に入るシーンがきますよ、そろそろ。
部屋に入るムゲ、お皿に足跡をつけたことをおこられるかと思いきや、
じいちゃんは褒めてたぞと、そして、「俺とお前は違う」か。。。
思ったことが素直に言えない、その点で日之出とムゲは違うと思ったんでしょうね。ただ、素直で悩みなさそうだなと感じていたムゲから発せられた、
「私も思ったことが言えなくて」と言う言葉。
ただ、日之出は気づくわけです。
自分が誰に支えられていたのかを。学校での言葉に自分がどれだけ救われていたのかを。
そして、同じ太陽のにおいがする太郎をムゲに見立てて、
自分がどう思っているのか分からないので、素直に口にだしてみます。
「好きだっ!」と。

いやあ!めっちゃよくないですか!?
ここですよみなさん。日之出が自分の気持ちを、ムゲが好きだって気づいたシーンは。めっちゃ神聖だと思うんです。
だって、中学二年生の思春期真っただ中の普段クールな少年が、
自分の気持ちに気づいたシーンですから。
ただ、ムゲちゃんは気づきませんでしたねええええ。
もう!鈍感なんだからっw

で、次の日から修羅場ですかね。
盛大に日之出に嫌われてしまった、ムゲは学校にも家にも居場所がありません。人間に戻るのも疲れてしまいました。
そしてタイミングを見たかのように現れるネコ店主。
完全に付け回してますね、、、w
で、もう笹木美代はいいやといって、人間の仮面が出てきてしまいました。
ネコ店主はもう用済みだといわんばかりにそそくさと退散しましたね。

で、学校でも大騒ぎと。家でもお母さんが2人、、、
おそらくなんですが、日之出はこの時点で謝ろうとは考えていたのではないでしょうか?だって、後から好きだと気付いたとはいえ好きな子にひどいことをしてしまったのですから。
まぁ、真に口にだしてそれを言うのはもうちょっと後なんですがね。

ヨリちゃんと日之出の2人でムゲを探しに常滑市をうろうろとします。
特にヨリちゃんのほうは仲がいいのである程度ここにいそうかなって思って探し回ったと思いますが、それでも見つかりません。
まあ、猫に変わってしまっているとは思いもしないですからね、当たり前ですが、、、
日之出くんも一度家に戻ってきて、すぐにムゲのことを探しに行きます。
いや、流石の行動力。。。
何が彼をそこまで動かしたのかは木の下で語られますね。。。
あいつに支えられていたと、そして謝りたいと。
だから探したんでしょうね、一生懸命に。もちろん好きだからってのもありますが。

そーしたら、現れるわけですよ。。。
ムゲが、といっても偽ムゲのきなこですが。
ここは、映画でもコミック版でも描かれてはいないですが、
確か小説版だと、薫さんにムゲの生みの親の方から酷いメールが送られてきたシーンがあったと思うんですが、その時に決心したんじゃなかったかな。
人間になろうって。
これも小説版でしかわかりませんが、ムゲから人間の仮面を半ば奪い取ったネコ店主はそのままきなこの元に向かっているんですよね。
たしかそのまま向かったはず?

で、怪しげな顔で「ありがと」といって笹木家のドアが閉まります。
意外と違和感に気づかないもんなんですかね。
個人的には、学校で日之出くんがムゲに謝ったって言っていたので、
その謝るシーン見てみたかったですね。
若干一定数、日之出くんが嫌いな人もいるみたいで、
やっぱり、その謝るシーンがなかったから、ただの嫌な奴みたいに映ったんじゃないかなあって思ってます。
ただ、思春期の少年が素直に謝れるだけでもすごいとは思いませんか。
そこでは好きだとは言ってはいないですが、言ったことは絶対後悔しているとは思いますよ。だって、日之出君めっちゃいい子なんですから。

で、偽ムゲくんがいいシーンを生み出してくれました。
学校帰りに、今日日之出の家に帰ろうかなあ、ってwww
うーん。偽ムゲちゃん大胆www
で、これまた可愛いのが、日之出が顔を赤らめてるんですよねw
思春期だなあと思いました。

で、きなこもこのまま笹木美代として生きていこうと思っていたわけですが、、、、、薫さんの元気がない。なぜ。美代ならきなこよりももっと長くずっといられるのに。。。
そこから、日之出君の家に突撃するわけです。
そしていきなり、私の事どうおもってる?好きか?とw
ここでまあ、また日之出君が顔を赤らめて可愛いんですよね。

そして、猫島にいってムゲを助けることを決意します。
ところで、多分ムゲが人間に戻れなくなってからたぶん数日経過してますが、ごはんとかどうしてたんですかね。まさかネズミなんて食べないだろうし、猫島でうまいこと食べてたのかなあ。

で、見えない橋を渡ろうとする偽ムゲきなこと日之出。
まぁ、小説版では落ちたら即死の高さみたいですし、まあビビりますよね。
きなこはねこってこともあって全然大丈夫でしょうがw
ビビる日之出も可愛いなあ。

で、そのままお面屋の元に向かって、日之出に適当なネコの面を被せてひっくり返すわけですが、、、、
なぜwww腕だけがw
ムゲちゃんも言ってましたが日之出くんらしいですよねw
で、速攻で閉じ込められる2人、いや一猫と半猫w

ムゲはかつて人間だった猫たちが集う、酒場に。
ここでも新たに第二のテーマである心の闇がでてきます。
ここにいるみんな何かしらから逃げ出してきたのさ。と。
人間でいるのがつらくて、ムゲと同じように逃げ出してきてネコになったネコたちの集い。
けど、思いを伝えたい相手がいる。と。
だったらなおさらこんな所にいちゃだめだ。と。
人間の生き辛さや悲しさ、さみしさ、孤独。
いろんな感情が垣間見えた気がします。

で、現れるネコ店主。
日之出が捕まっているとそこで知ります。
このままじゃ、日之出の寿命も盗られてしまうかもしれない。
そうなっちゃ、陶芸家として、人間として生きられなくなるかも。
好きな人がそんなになるのは嫌だと、
日之出の元に向かい始めます。

そして、日之出との対面。
多くを語りたいでしょうが、簡単にムゲなんだよな。と。
お互いがお互いの言葉をはっきり聞き取れたわけです。
太郎となったムゲにはだんだんと日之出の言葉が聞き取れなくなっていましたらか、日之出も同様に猫の言葉が聞き取れませんでしたが、猫の面をかぶっている今は別。

そして、きなこは猫としてのきなこに戻り、仮面をムゲに手渡しますが、
うまく人間に戻れませんでした。
原因が明らかになるのはこのあとですが、先に言うと、
仮面の方が、人間に戻るのを嫌がっているからですね。。。
まあ、人間に戻ったって辛い事だらけでしょうからね。。。
仮面の方が拒否ったんですね。

で、ネコ店主が、本当に神出鬼没のネコ店主が、ムゲを連れ去っていきます。日之出は追いかけます。
だってまだ、その想いを、伝えられていないんですから。
あ、因みに脱線しますが、僕は主人公はムゲと日之出の2人だとおもっています。もちろん、ムゲ目線で描かれますが、これはすこし離れていた2人の想いがひとつになる物語なので、やっぱり2人とも主人公だな。と。おもいます。

で、ゴンドラから飛び降りてムゲの元へ行く日之出。
危うく落ちかけですが、うまく仮面は口にはさんで、
よく耐えました。
いいシーンきますよ。
いなくなってから初めて、誰に支えられていたのかに気づくと。
皆さんも、そうではないでしょうか。もちろん僕もですが、
失って初めて気づくものはめっちゃ多いんですよね。
だって、いる間はいない場合なんて想像できないですから。
失って初めて人はその価値に気づくのではないでしょうか。

そして舞台は約束の場所へ。
最初は約束ってどういういみ?って思いましたが、
ネコ店主がムゲにいい所に連れて行ってあげるっていってたので、その約束かなと今になって思いました。
因みに描かれている砂みたいなのは全部ネコ砂っていう設定じゃなかったかなw
そして、ご神木の目覚めの時。
冒頭らへんの、花火のシーンにも似たような花が空に咲き始めます。
そして弱るムゲと日之出。
来ますよ。いいシーンが(何度いうんだw)

日之出がかっこいいんですよ。
いつもは言えない本心を、、、
大きな声で叫んで立ち向かていくわけです。
そして、人間に戻りたくないという本心へと日之出は訴えかけます。
人間に戻ろう、ムゲ。と。

そして、あらわれる、酒場の猫たち。
危ない所をまた助けてくれました。
そして、戻る寿命。

すこし脱線しますが、寿命の大きさというのはまたこちらの想像力をくすぐりますね。つまりは、日之出と長い間、一緒に人間としての人生を終えるまでずっと長い間いれるわけですから。
エモいですね。

いろんな顔のムゲが見たい。
辛かったら我慢しないで泣いてほしい。
好きって言われたいんじゃなくて、言いたい。
最初は大好きって言われたがってたムゲが、言いたい側になりました。
2人の思いが今一つに。

そして、別れて、船に乗る三人。(便宜上w2ネコ、1半猫が〇)
そして、鳥居に戻ってきた。

「好きだよ、ムゲ」
「あたしも、日之出の事大好き」

来ますね、これはね。結構きますよね。

そして、エンディングに入るわけですが、また粋な計らいがありました。
ああいうその後が少しだけ見れるエンディング好きなんですよね。
え、一番好きな所ですか?言わせます?www

えー、ラストの日之出くん自身による
「日之出サンライズアタック」
がまーじで好きです。

絶対に、人前でやらなさそうな性格じゃないですか、
それがもう自分の想いに正直になろうと2人が思ってからは止められなくなってるんですもの。
本当に大好きな作品でした。
舞台は愛知県常滑市。もう公開から大分たってから初めて知ってみた映画ですが、いつか聖地巡礼に行きたいです。

最後に

映画「泣きたい私は猫をかぶる」
最高の映画でした。
2020年公開の映画。いやあ、4年早く出会いたかったw
好きな作品の基準として、
「悲しくも美しい物語」というものが僕にはあります。
心の闇というものを抱えた二人の主人公が、
すれ違い合いながらも、心を寄せ合い、そして結ばれていく。
きっと、日之出は、陶芸家になって、ムゲは日之出と結婚して幸せな家庭を気づいていくことだろうと思います。

少し寂しいのが、漫画とかなら界隈ってものが出来ると思うんですが、
映画なので泣き猫界隈なんてものはもうないってことですかね。
ただ、いつか、聖地巡礼して、2人の気持ちに近づいてみたいと思います。
レポ記事も書きたいですね。
あと、もうひとつ寂しいのが、この作品について真に全てしれないところです。例えば制作陣の皆さんにインタビューして、答えてくださった会とかがあったみたいですが、僕がこの作品知ったのは2024年。
この時の映画公開前の熱量とかはもう知りえないわけです。これだけ作品が好きにもかかわらずです。
本当は監督さんとかスタッフさんに気持ちを伝えたいですし、そんな方々と一緒に仕事したいなんて思いますが、儚く切ないものです。
ただ、この作品が記憶に残り続けることは間違いありません。って言わないと切なくなっちゃうので、、、
せっかくハッピーエンド出終わったんですから、
笑って送ってあげないと…泣

僕の人生がどんなだったか、もしかしたら最後に振り返りたい時が来た時にこの泣き猫っていう作品があったと思い返すときが来ると思いますから。
なので、自分の気持ちに素直になって、書いておきたいと思います。

最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
ラストは、この作品らしく終わらせましょう。

日之出サンライズは太陽がぱあってのぼってあったかくなる気持ちです。