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大金の使い途

May 03, 2024

Transcription

At a gathering in Hawaii, defense chiefs from the United States, Australia, Japan and the Philippines promise to deepen cooperation in the South China Sea.

Also in Hawaii, U.S. Secretary of Defense Lloyd Austin says he has seen no evidence that Hamas will target U.S. troops helping with aid efforts in Gaza.

Russia announces the establishment of observation posts on the Kuril Islands north of Japan.

And China launches a spacecraft that aims to return moon rocks to Earth. The Chang'e-6 took off from Wenchang launch center on Hainan Island.

訳例

ハワイで開かれた会合で、アメリカ、オーストラリア、日本、フィリピンの国防長官が、南シナ海での協力関係の強化を約束しました。

同じくハワイで、ロイド・オースティン米国防長官が、ガザでの援助活動を支援する米軍をハマスが標的にする証拠はないと発言しました。

ロシアは日本北方の千島列島に観測基地を設置すると発表しました。

そして中国は月の石を地球に持ち帰ることを目的とした(無人月探査機の)宇宙船(嫦娥6号)を(ロケットの長征5号で)打ち上げました。嫦娥6号は海南島の文昌発射センターから打ち上げられました。

勝手に探究

長らく「放置状態」だった宇宙開発競争が再び熱くなるのか?

せいぜい国際宇宙ステーション止まりのロシアを横目に、10年以上前にスペースシャトルを退役させたアメリカは民間企業と協業しながら細々と宇宙開発を進めていました。

そこへ、技術力・経済力を高めた中国が宇宙開発に参戦。アメリカに立ち向かい、無人探査機で月の石を狙います。

月に何があるのか。いや、何もないのか。

ひょっとするとその答えを知ってるアメリカは、「金持ちの道楽」など放っておけばいいと思っていそうですが、これで中国が変に自信を付けても面倒なので仕方なく宇宙開発競争にお付き合いしそうです。

本音を言えば、そんなカネがあるなら貧困対策でもした方がいいと思うのですが、そうした「無駄」がイノベーションを生むものなので、ワクワクするような新発見があるかもと、期待しておきましょう。おっと、とても良い技術が外国に独占されても困る。やっぱりJAXAにもやってもらわねば!何かをするわけではありませんが、温かい目で応援しましょう!

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