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$$$つきささる太陽IN ハワイ$$$

 1980年代後半から1990年代前半にかけて、世はバブル時代とよばれていたが、若い私には、給料にも反映されてなく、別にバブル経済でどうだったかなど意識したこともなく、あい変わらずの御奉仕残業の毎日だった。

 しかし、会社は潤っていたのか慰安旅行はなんとハワイという情報が流れてきた! バブルとはこういう事か!
 
 ハワイだけに限った事ではないが、海外旅行に限った事ではないが、
旅行はツアーでないこの度の慰安旅行のような、ほぼ自由行動の場合、事前の旅行先の知識とできる限りのお小遣いを持って行かないと、私のように旅慣れしていない者は、何処に行っても楽しくないと思う、今回のハワイ旅行のように!

 という訳でハワイ旅行の流れてきた情報は本当だった。
 
 苦痛の4泊の慰安旅行の話を簡潔に書こうと思う。この話には
ハワイの魅力や楽しさなど一切出てこず、ただただ、私の無知で軽率な行動が、せっかくの旅行を台無しにしてしまった事である。ただ他の皆は楽しい思い出話になった事だろうと思う。

 現地に到着後ランチを皆でとり、夕食までがこの度の旅行に含まれていて、あとの3日間は朝だけホテルのモーニングバイキングはついていた。

 お腹いっぱい食べて睡魔に襲われている状態で何人かで水着に着替えてビーチに行った。日頃、室内ばかりの生活なので肌は白く弱々しいので、一丁こんがり焼いたろかいな、と砂浜に大きなタオルを敷いてうつ伏せに寝っ転がって、本当に熟睡してしまった。表裏15分程度の日焼けタイムのつもりだったが、午後2時から3時過ぎまで背面日焼けタイム!やけどのような痛みで目が覚た!
 じゃあ今度は前面をっと、仰向けになった瞬間、背面に激痛がはしった!
  「NO~~~~~」

 仰向けに寝っ転がることができない!同僚が海に入って冷したら?
 素直にそうした!
       「NO~~~$₥£¤¥฿₠₠₡₢₣₤₥₦₨₩₪₫₫€₭」
 背中、裏もも、ふくらはぎ とにかく後ろ半分が激反応して泣きそうになった。それを見て同僚達は笑っている! 
 
 結局。前面は焼くことができず、背面は赤く、前面は白の
❮お祝いヒーロー❯というめでたい新キャラのようだ!

 しかし、痛い!立っているのがやっとという感じだった。

 夕食は欠席してその間、ずっと水風呂に入っていた。
 その夜はうつ伏せで寝るが、たらりと流れた汗が激痛を誘発する。

 明くる日は脚が痛すぎて部屋から出られなかった。

 その明くる日もまだ痛いでも何か、せっかくハワイ、せっかくの。
せっかくの! とりあえず、マカダミアナッツだけ買った。
 痛みが、ましになったのは、最終日の帰る支度をしている時。

 持って行ったお金はほとんど使わず、両国で、両替しただけという今では面白話の懐かしい旅行の思い出!

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