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『7つの習慣』を再読 - 2023年4月

4月もあっという間でしたね。

例年よりだいぶ早く咲いた桜を見に行ったり、
会社では新しいメンバーを迎え、Web会議も半袖Tシャツで出るようになったり、
この調子だと今年も1年あっという間に過ぎ去りそう…

4月はそんなほのぼのした出来事とは裏腹に、
個人的にイラっとしてしまうことが多く(!)どうしたものかなということで、
最近の振り返りもかねて『完訳 7つの習慣』を読み返してみました。

当初のモチベーションとしては主に私的成功(特に第1の習慣)の章で改めて気付くことがあればという程度でしたが、
その他の習慣についても今の自分に刺さる内容が多かったので、特に響いたことを3つ書き残しておこうと思います。


表紙の写真は桜の名所 高遠(たかとお)城址公園で撮った桜。とても良かったです。
高遠を訪れる際は近くの道の駅のクロワッサンも是非↓。絶品でした。人気なので予約するのがおすすめです!

道の駅『南アルプスむら』のミニクロワッサン


では本題へ・・・


①やっぱり「影響の輪」

影響の輪にフォーカスすることは、人格を磨くことに他ならない。問題は自分の外にあると考えるならば、その考えこそが問題である。

『完訳 7つの習慣』p.105,106

そうそう、影響の輪なんです。
何かが起こった時にイラっとするのは、内面の安定性が足りず、周りの状況に反応してしまっているから。

自分で力でコントロールできない問題でもまず変えるのは自分の態度。穏やかな気持ちで受け入れる、つまりは影響の輪にフォーカスすること。

影響の輪のもっとも中心にあるのは、決意し、約束をしてそれを守る能力である。

『完訳 7つの習慣』p.110

読み返すまで全然覚えてませんでしたが、具体的な方法も記されていました。
確かに、小さなことでも約束を守ることで自尊心が高まり、良いスパイラルに向かっていくのは実感します。
こういうの、しっかり言葉にしてもらえると勇気が持てますよね!


②重要なことはバランス良く

マネジメントはリーダーシップに従う。あなたの時間の使い方は、あなたが自分の時間や優先すべきことをどうとらえているかで決まる。

『完訳 7つの習慣』p.212

第Ⅱ領域(重要であるが緊急でない)を優先するべきという話の文脈ですが、第Ⅱ領域の中での時間配分にも同じことが言えるのかなと。

なりたい姿が鮮明に思い描けている項目ほどモチベーションが高く、時間を割きやすいのはありそうですよね。

そうならないためにも、
「役割」ごとのゴール(第2の習慣)や「役割」ごとの計画(第3の習慣)を考えることで、結果的にバランスを取ることも重要ですね。
(筋トレばかりでもダメなんです…!)


③放任ではなく委任を

リーダーシップのスタイルなら、放任主義か部下の意のままになることだ。要するに、Lose-Winのパラダイムを持つことで「いい人」と思われたいのである。

『完訳 7つの習慣』p.294

思いがけないところでグサッと刺さった部分。

以前本書を読んだ際に「全面的な委任が大事(第3の習慣)」であることはやんわり覚えており、
チームメンバーと一緒に仕事に取り組む際など、積極的に委任しているつもりでした。

ギリギリまで任せてスケジュールが厳しくなったら自分が出ていく、というのは委任ではなくただの放任であり、Lose-Winでしかなかったです。

そしてさらに、

今まで自分がWin-Winだと思っていたことが、実はLose-Winだったことに気づいて、彼はショックを受けたようだった。そしてそのLose-Winは(略)結局のところLose-Loseになることを彼も悟ったのである。

『完訳 7つの習慣』p.300,301

はい、、、僕も悟りました。

自分の中の安定性を高めるのはもちろん、相手との関係性を築き、しっかりとした取り決めを行うことでWin-Winを目指さないとですね。
改善していかないと…!




以上です。
時期をあけて読み返すと、前とは違った視点で気付くことが多い本だなと改めて実感しました。
実践するのは難しいですが、定期的に読み返してレベルアップできるよう頑張っていこうと思いました!

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