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アルシーアル麻雀を習ってきた!

秋葉原の雀友倶楽部で開催されたアルシーアル麻雀の勉強会に行ってきました。日本プロ麻雀協会の五十嵐代表が講師だったので硬派な感じかと思ったら割とフランクな会でした。

こんな感じ↓

アルシーアルルールは日本のリーチ麻雀の元となったルールとして知られており〜くらいまでしか知らなかったのですが、実際に習ってプレイしてみると割と違いがあってびっくりでした。

以下でちょっとだけ紹介します。

アルシーアル麻雀ここが違う!

違う点をざっくり書くと以下の通り。

・2千点持ち同点返しの浮き沈み
 (点棒は1/10扱いで用いる。2万点配って2千点とする)
・一荘戦が基本、和了連荘、罰符なし
・役なしでも上がれる
・ドラ、リーチなし、喰い平和あり
・混一色1、清一色3など役数も特殊
・点数計算は満貫(4役)が上限

結構違いますね。役は喰い平和のみアルシーアル限定ですが、あとは現在でもある役のみです。(七対子、リーチ、ホウテイ、一盃口、三色等、一部役はない)

喰い平和があって役なしも上がれるため、かなりのスピード麻雀になります。

点数計算がかなり特殊だが慣れると楽しそう

一方で点数は160点〜2000点(親はその1.5倍)まであり、手作りの奥深さもあったのですが、この計算はけっこう難しかったです。

計算方法はまず

符×2(を役の数分だけかける)

をします。このとき切り上げはせず、たとえば28符2翻なら28×2×2で112です。

で、次に値を四捨五(六)入します。※5がないので5でも6でも同じ

つまり今回だと、112→110に丸めます。

最後に親か子か、ツモかロンかで掛け算をして支払額を決めます。

具体的には

子のロン:×4を1人はらい(110×4=440点)
親のロン:×6を1人はらい(110×6=660点)
子のツモ:×1を子が、×2を親が払う(110+110+220=440点)
親のツモ:×2を子3人が払う(110×2×3=660点)

です。原点は2000点なので、これは大体1/4を失うくらいのダメージです。
結構痛いです。

・・・これがやってみると意外とできなくて、四捨五入のタイミングを間違えてしまったり、パッとすぐ言えなかったりします。

でも同卓していたプロ勢はスラスラだったので、単に自分が要領悪いだけ説もあります。

ちなみに最高打点の満貫(役満)は子で2000点、親で3000点です。

アルシーアル麻雀の戦術

プレイしてみた感想として、基本はスピード麻雀な感じでした。

役なしがOKなので全部鳴いて速攻を仕掛けることができます。

ただ、やっていると時折、明らかに高い仕掛けなどが入ることがあり、そんなときは他家への差し込みとかも重要そうでした。

(カンが入ると大体点数が2倍に、役もあるとさらに2倍に・・みたいな感じ。ダブ東のカンとかが入ると大体死ぬ)

ベタオリもちょっと違っていて、フリテンは現物のみのため、筋の概念は薄くなっていました。また、役なしがOKなので待ちを絞ることはほぼ不可能で、基本のオリ方は打っても痛くない牌を打っていくになります。

あとこの辺の概念は自分にはまだマスターできていないのですが、上がりを見逃した方が高くなる場面などもあり、ツモったけどフリテンに受けて上がれる方で上がるみたいなのもあるみたいです。

ちなみにウマオカの概念はなく、原点(2000点)より浮いたかどうかだけで判断されるのでクビ確保が最重要となります。

スコア表には浮き(○)か沈み(×)でのみ書かれ、何半荘かやって勝ち星のスコアが並んだ時のみ素点勝負となるみたいです。

終わりに。慣れれば楽しそうなルールでした

そんな感じがアルシーアル麻雀でした。

101をプレイした時もびっくりしたのですが、点数計算が特殊な分より難しいなと思いました。

ただ、このルールだとその場で2をかけたりして計算を行うため、脳トレ的な意味ではめっちゃ良いなとも思いました。

極めたらすごく楽しいルールのような気もしたので、機会があれば今後もぜひプレイしていきたい・・・!

そんな感じ。終わり!

さらに詳しく書いた記事↓


たkると申します。麻雀用品のサイトと書評サイト、そのほか色々とサイト運営をやっています。Noteではサイト運営とか麻雀のノウハウを書いていきます。よろしくお願いいたします。