膠原病マガジン第一弾
Rheumatologistたちが、膠原病の成書「Firestein & Kelley's Textbook of Rheumatology, 11 edi…
もっと読む
- 運営しているクリエイター
記事一覧
99章 インフラマソーム関連疾患の病態Pathogenesis of Inflammasome-Mediated Diseases
キーポイント インフラマソームは、センサー、カスパーゼ、アダプター、制御タンパク質、シャペロンタンパク質からなる細胞内の多タンパク質複合体で、病原体や危険シグナルを認識し、迅速に反応できる自然免疫センサーとして働く。 インフラマソームが活性化すると、IL-1βとIL-18が放出され、パイロプトーシスとして知られる一種の細胞死が起こる。 インフラマソームマの活性化は、転写から翻訳後修飾、タンパク質-タンパク質相互作用、受容体シグナル伝達など、複数のレベルで制御されている。