黒澤明「生きる」言葉(著:黒澤和子、PHP研究所)
ここ数年読んできたあらゆる本の中でも特に深い感銘を受けました……!
だいぶ前に読んだことがあり、今回再読してみたら自分がこの本の内容を結構覚えていて無意識的にも意識的にも実践していたことに驚きました。
すばらしい本すぎてまさに座右の書にしたい本です。
映画のこと、芸術のこと、平和のこと、日々の生活のこと、なにより幸せになること、人生で大事なことがたっぷりこの一冊に詰まっています。
映画監督の黒澤明さんがのこした言葉に、
というのがあります。黒澤さんは悲しいことやつらいことがある時に必ずこう言って、
と。
この言葉の補足として娘さんの黒澤和子さんが本にこう書いています。
僕も生きるのがつらい時はこの黒澤明さんの言葉を思い出して実践しています。
さらにまた黒澤さんの言葉をご紹介すると、
そういう「技」を追求していくのが人生というものなのかもしれません。
繰り返し繰り返し、頑張って生きていこう。頑張りすぎはよくないかもしれないけれど、できる限り粘ってもうダメだと思った時もズカッと踏み込んでいけばきっと何かが見えてくるはずだから。
最後に、黒澤明監督の言葉の中でも特に大事にしたい言葉をあげます。なぜ人間は幸せになろうとしないのか。