タケノコ

詩やエッセイなどを書いています。 30代。静岡県に住んでいます。 一歩踏み出してダメ…

タケノコ

詩やエッセイなどを書いています。 30代。静岡県に住んでいます。 一歩踏み出してダメだったら一歩引き返せばいい。

マガジン

  • 読書感想文

    私、タケノコが書いた読書感想文など本についてのあれこれをまとめました。

  • 詩20230626-

    詩 20230626-

  • エッセイ集

    私タケノコが書いたエッセイを集めました。

  • noterさんからの大切な記事

    すばらしいnoterさんたちの大切にしたい記事をまとめています。

  • スタエフ

    スタエフ放送履歴をまとめています

最近の記事

  • 固定された記事

スタエフで「一緒に悩むお悩み相談」始めます

スタエフ(stand fm)にてチャンネルを開設しました。 題して 一緒に悩むタケノコのお悩み相談室 です! お悩みにズバッと回答するというより、「一緒に悩んでみる」をコンセプトに配信していければいいなと思います。 なにかお悩みがあれば是非コメントかスタエフのレターでお寄せください! 些細なことでも漠然としたお悩みでも構いません😊

    • モーツァルトを聴く人(著:谷川俊太郎)読書感想文

      モーツァルトを聴く人 谷川俊太郎詩集(著:谷川俊太郎、絵:堀内誠一、小学館文庫、2022) この本にはまず詩集『モーツァルトを聴く人』が掲載されている。 この詩集には、老いて呆けた母を想う詩が多く、そして自らも老いた谷川さん、と、老いとはなにかと考えさせられる。その老いにあわせてモーツァルトをはじめクラシック音楽の旋律が流れて谷川さんを癒していく。 そして詩集『モーツァルトを聴く人』全篇の後には堀内誠一さんが絵を担当し、文を谷川さんが担当した絵本『ピアノのすきなおうさま』

      • 愛について/愛のパンセ(著:谷川俊太郎)読書感想文

        愛について/愛のパンセ(著:谷川俊太郎、小学館文庫、2019) 『愛について』 詩:昼夜より4連から引用 時というものを見事に捉えた言葉だと思う。 『愛について』という詩で必ず連の最後に「そして私は愛ではない」と書かれて深く考えさせられる。例えば1連の そして5連の 愛ではないのならなんなのだろうか。 『愛のパンセ』 勇気づけられる文章たちである。エッセイと詩と歌、短い劇で『愛のパンセ』は構成されているが、愛とは恋とはなにか、そして自分の生き方が肯定されている

        • 詩:水筒

          汗をぬぐいさりひたすら歩く 水筒にたくさん入れた氷がガラガラと音を立てる 君はとなりにいないがとなりにいることを想像して歩く 君が言う 〈わたしにも水筒わけてちょうだい〉 君に水筒を渡す 君は水筒を吸う その口元に飲んでいる水がじんわりと滲んでいる 水で潤う美しい口元にぼくはたまらなくなり ぼくは水筒をとって君に力強く口づけする 汗をぬぐいさりひたすら歩く

        • 固定された記事

        スタエフで「一緒に悩むお悩み相談」始めます

        マガジン

        • 読書感想文
          46本
        • 詩20230626-
          290本
        • エッセイ集
          39本
        • noterさんからの大切な記事
          63本
        • スタエフ
          5本
        • 映画感想・メモ
          12本

        記事

          人生相談 谷川俊太郎対談集(著:谷川俊太郎) 読書感想文

          人生相談 谷川俊太郎対談集(著:谷川俊太郎、朝日文庫、2022) 谷川徹三さんの言葉、 こんな言葉親からもし言われたら絶対に嫌だ(笑)。 この谷川徹三さんの言葉が後の対談相手とのやりとりにも響いてくる。 外山滋比古さんとの言語論、鮎川信夫さんとの書くことについての悩みにも深い感銘を受けた。 鶴見俊輔さんの言葉、 谷川俊太郎さんの伯母が心筋梗塞で入院している。父谷川徹三さんも行く。伯母に一言「どうですか」と言ったらまわりの付き添いとか患者とか全く無関係に雑誌を読み続

          人生相談 谷川俊太郎対談集(著:谷川俊太郎) 読書感想文

          詩:生きて生きて生きて

          生きて生きて生きて 息きって行き来って生ききって もういっちょ 生きて生きて生きて もうひとふんばり 生きて生きて生きて

          詩:生きて生きて生きて

          詩:心を守る

          心は一人では守りきれないものだから 心をあなたといっしょに守りたい

          詩:心を守る

          詩:雨が降り始める

          何をすることもなく ただ一日が過ぎていく そのうち 雨が降り始めて 気持ちはびしょ濡れ 降りしきる 雨 心もように 雨 だから 傘をさして ひたすら行こう

          詩:雨が降り始める

          詩:恋はゆっくり

          恋は一日にしてならず 焦ることはないよ ゆっくり君にふさわしい人になれればいいさ

          詩:恋はゆっくり

          ドラゴンさんの「差別と悪意」第2回を読んで深い無力感に…

          ドラゴンさんの『差別と悪意第2回』①②③を読んで怒りと深い悲しみと無力感に陥っている。 こんなことがあっていいのだろうか。 よくない。 この施設長そしてEという人の非人道的な行いが許されていいものか! 読んでいて辛かった。書いてきたドラゴンさんはもっと辛いだろう。本当にお疲れ様です。 こういうドラゴンさんの陥ってしまっている状況をどう打破すればいいのか打開策が自分にはわからない。 どうすればこの施設長の暴走(というか暴行)を止められるのだろう。 できるとしたらやっ

          ドラゴンさんの「差別と悪意」第2回を読んで深い無力感に…

          詩:キミとふわふわ

          キミといっしょにいると なんだかふわふわしてくるよ だってキミが ふわふわ楽しそうだから ふわふわふわふわ 楽しいふたり いっしょにいると バチバチしたり ビクビクしたり オドオドしたり イライラしたり つらい関係は山ほどあるけど キミといっしょだと違うんだ キミが楽しいなら ボクも楽しい そんな関係いつまでも キミといっしょにいると なんだかふわふわしてくるよ だってキミが ふわふわ楽しそうだから ふわふわふわふわ 楽しいふたり

          詩:キミとふわふわ

          詩:ボクはどういう人

          ボクの文章からは ボクはどういう人だって伝わっているんだろう ボクはどういう人なんだろう ボクを聞くのは恥ずかしい

          詩:ボクはどういう人

          詩:捨て切れない

          別れたあの人を想う 捨て切れず想う 想い出からあの人を切ることはできない 切りたくてもね 未練がましいと言われようが 切ったところで何になるんだろう 時が戻るわけでもなし 想い出の中にあの人がまだいる これの何が悪い

          詩:捨て切れない

          詩:ハッピーになろう(HIS『幸せハッピー』より着想)

          幸せかい? ハッピーかい? ああ 幸せだ お茶を飲んで お風呂に入って お酒ちょっと飲んで ああ ハッピーだ つらいことも 悲しいことも 苦しいことも ハッピーがやってくりゃ 幸せになれる ハッピーエンドをみんな期待している ハッピーエンドが待っている 幸せかい? ハッピーかい? ハッピーが手をふって招いている ちょっとしたことで ハッピーはやってくるのさ ちょっとでもいいからさ ハッピーになろうよ さあ! 幸せかい? ハッピーかい? この詩は、HISによる歌:坂本冬美、歌

          詩:ハッピーになろう(HIS『幸せハッピー』より着想)

          詩:雨は時空を超えて

          雨が時空を超えて降ってくる 彼方の方には降っていたけど 此方の方で降るなんて聞いていない 雨がやってくる 雨に時空なんて関係ない ただ降るか降らないか 雨がやってくる

          詩:雨は時空を超えて

          詩:ラストダンス

          最後にあなたと踊ったのはいつだったか 最後にあなたと戯れたのはいつだったか ラストダンスは唐突に 君と私しか知らない ダンス 終わってほしくない ダンス でももう終わりだ ダンスは 終わりだ 私は踊るのをやめ深く眠りにつく

          詩:ラストダンス