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祝・2巻配信! 「ただの空気」が吸えなくなりました。 〜化学物質過敏症で無職になった話〜

遅ればせながら2巻が配信されました!
どのくらい遅ればせたかって、配信日が9/14なので、3ヶ月ほどの大遅刻!

今更な感じもありますが、3ヶ月経っての所感も含めて、ゆっくり紹介していきますね。

「ただの空気」が吸えなくなりました。〜化学物質過敏症で無職になった話〜 2巻


1巻はこちら(紙の本もあります!)

2巻は電子のみです

どんな話?

前巻のラストで実家に戻ることになった金子ユリさん。
これで、ひと安心、めでたしめでたし、ではありません。

家族といえども……家族だからこそ……なかなかうまくいかないこともある。

「ちょっとくらい、いいわよね」
「このくらい我慢してくれないか」

両親の何気ない振る舞いが、ユリの呼吸を苦しめてしまいます。
彼女たちはどうやって乗り越えるのか……

また、独立して家庭を持っていた兄が妻子と共に帰省。
「発症者じゃないけど香り・ニオイは問題」という話も。
お子さんがいると、学校から配布されるプリントへのニオイ移りが気になるというご家庭の話も、あるあるではないでしょうか。

物語の中盤、ユリはいよいよ社会復帰に漕ぎ出します。
しかしそこには思った以上の困難が待ち受けていて……

そして今回は、ユリと同じく化学物質過敏症と診断された方や、患者会の人々も登場します。
白熱する会にユリは影響を受けますが、それが思わぬ方向に転んでしまったり……

うまくいかないとき、焦る気持ちにジタバタしてしまうのも、同じ発症者ではなくとも、誰しも経験したことじゃないかなと思います。

果たしてユリは、どんな未来を選ぶのか……

気になる中身は、ぜひお求めいただき、読んでみてください。

ぶんか社さまより好評配信中ですので、ダウンロードサイトなどでお見かけの際にはよろしくお願いします。



そして配信から約3ヶ月経ちましたが、
「読みました」
「リアルに感じました」
「近くに発症した人がいるかもしれないと考えて、生活を見直したいです」
などの声をいただいて、心の底から感謝いたします。

ここまで続けられたのも、読者の方がいてくださったおかげです。
ありがとうございます。

1巻は、連載終了後に一度電子書籍として配信されたのち、好評いただき新装丁で紙の単行本になりました。
2巻が今度どうなっていくのかは分かりかねますが、広く沢山の方に見ていただき、化学物質過敏症を知ってもらえたらと思います。

ユリさんの物語は、いったんここで終わりです。
またどこかでお目にかかれることを祈って。
そして、この漫画が発症された方のお役に立ちますことを。少しでも楽に呼吸できますことを。

この物語は実録エッセイではありますが、著者のプライバシー保護や漫画としての構成上フェイクを入れています。実際の人物や団体とは一切関係ないことをご承知おきください。


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