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進む!OKR

おはようございます。
社労士&診断士のたけちゃんです。
先週は、OKR導入を始めた顧客の支援をしました。
そこで今回はOKR設定の進め方の続きをお伝えします。
PS.本日は、カマタマーレ讃岐対ヴァンラーレ八戸の試合があります。
最下位とブービーの裏天王山です!
絶対に負けられない戦いです。


宿題を確認する

今回は「進め!OKR」の続編です。

前回の訪問時の宿題である年間・上半期・第1四半期・第2四半期のOKRツリー図を訪問前にチェックしました。

ぐるぐる社のスプレッドシートで作成するのでリアルタイムで確認できます。

今回は、以下をポイントとしました。

OとKRの関係がIF-Then ロジックになっているか
横軸は期間・縦軸は階層で展開されているか
KRがSMARTになっているか

IF-Then ロジック

IF-Then ロジックとは、“KR”が全て達成されると“O”が実現するのか“O”の実現のためには“KR”全ての達成が不可欠かの双方向が成り立っているかどうかということです。

例えば次のようなことがIF-Then ロジックになります。
O:健康に減量する
KR1:睡眠時間を確保している
KR2:運動をしている
KR3:食事制限をしている

横軸は期間・縦軸は階層で展開する

横軸は期間縦軸は階層で展開されているかを確認していきます。
図に表すと次のようになります。

OKRの構成図

OKRがフレームワークとして秀逸なのはこの構成の箇所です。
階層を下る(働く自分たちに近い部分)ほど時間軸が短くなります。
そして自分たちが短い時間軸の目標を達成することが会社全体の目標達成に繋がることになります。

慣れるまではこれを言葉で表現して設定していくのが多少難しいです。

KRがSMARTであるか

KRがSMARTであるかチェックします。
以下の頭文字でSMARTとなります。
1.具体的であるか  (Specific)
2.測定可能であるか(Measurable)
3.野心的な設定か  (Ambitious)
4.目的に沿っているか (Relevant)
5.具体的な期間か  (Time-bound)

初期段階では、2.測定可能であるか(測る、計る、量る)、5.具体的な期間かのあたりがおざなりになっていることが多いように思います。

だんだん分かってくる

先日の導入支援では、上記のポイントを踏まえて社長&管理者とあーでもない・こーでもないと言い合いながらOKR設定のブラッシュアップをしていきました。

管理者の仕事がPDCAサイクルを回すことだとすると良いP(計画)を立てる前提としての良いO(目標)を立てることがここでできます。

またOKRは目標設定時に作り込みを細かくしていく必要があり最初は難しく感じることがあります。
ただ先日の支援の最後に社長からだんだん分かったきたなあという感想をいただきました。

やはり、まずはやってみることでだんだん分かってきます。

そしてまたGW明けの2週間後までに設定をさらに進めてもらうように宿題を出しました。

次回は、設定の確認とイベントの設計をしていく予定です。
また続きをアップできればと思います。

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