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就業規則

明けましておめでとうございます。
2024年Jリーグがスタートしました。
カマタマーレ讃岐は昇格できるのか。
ピープルのカレーの大盛りはできるのか。
今年もめちゃくちゃ楽しみです。
本編ではJリーグとは全く関係なく就業規則を取り上げたいと思います。


就業規則とは

先日、就業規則を10数年ぶりに全面的に見直しをしたいと依頼がありました。
本社と支店での整合性やルールが曖昧な状態になっているものをきちんとしたいとのことです。
ちなみに本則と付属の規程で約30種類あります。

『就業規則(しゅうぎょうきそく)とは、企業において使用者が労働基準法等に基づき、当該企業における労働条件等に関する具体的細目について定めた規則集のことをいう。(出典:ウィキペディア)』

どういう見直しが良いのか

それでどういう視点での見直しが良いのかを考えていました。
10数年前だとリスク回避型とかが大流行りしていたように思います。
労使紛争になっても会社が負けないようにとかの理由で。

今もリスク回避型の視点は必要だと思いますが、それだけだとかなり違うなあという気がします。
10数年前と今とでは労働市場環境が全く違っています。
労働力人口が減り採用が本当に難しくなっており働く人にとっていかに魅力的な環境を整えるのかが各企業にとってポイントになってきています。

見直しの視点

そういえば先週、合宿研修をしたお客様で夜の懇親会のときに「会社の大好きなところ」というワークをしました。
その中でたくさんあがっていたのが、「フレックスタイム制」であるところとありました。

フレックスタイム制とは始業時刻・終業時刻を自分で決める(選択する)ことができる制度です。
今日は用事があるので遅めの出社にしようとか。
反対に早めに帰ろうとかとすることもできます。
自律的に働くことができる職種の方にはマッチします。
このお客様では数ヶ月の試行期間を経て昨年度から全面施行しました。

選択肢があるかどうか

フレックスタイム制は、私の中では当たり前すぎてピンときてなかったのですが、かなり好評価であることが分かりました。
ああ、なるほど自分で決める(選択がある)ことが大事なんだなと思いました。

とすればこれからの働く人にとって魅力的な職場環境を作るためには選択肢を用意できるかどうかなんでしょうね。

選択肢があって自分でそれを決めることができると自己効力感を高めることもできそうですし。

ということで今回の就業規則の全面見直しにあたっては選択肢の視点も取り入れてみようと思います。

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