フィードバック
社労士&診断士のたけちゃんです。
昨日は1年に1回の人間ドックでした。
体重が順調に成長していて辛かったのはさておき、検査終了後にドクターからフィードバックがありました。
ということで今日はフィードバックについて取り上げたいと思います。
フィードバック
フィードバックは元々は軍事用語とのことです。
目標地点に砲弾を撃ち実際に砲弾が落ちた所とのズレを砲手に伝えることを表す言葉です。
ズレを修正するために砲手は射角を変え、また目標地点に砲弾を撃ち込みそのズレをまた砲手に伝えることを繰り返します。
ようは目標からズレてるよと伝えることです。
フィードバックの2つの要素
立教大学経営学部の中原教授はフィードバックは次の2つの要素から成立するとあります。(フィードバック入門)
●情報通知=ティーチング的(一方向的な情報伝達)
たとえ耳の痛いことであっても、部下のパフォーマンス等に対して情報や結果をちゃんと通知すること(現状を把握し、向き合うことの支援)
●立て直し=コーチング的(振り返りの促進)
部下が自己のパフォーマンス等を認識し、自らの業務や行動を振り返り、今後の行動計画をたてる支援を行うこと(振り返りと、アクションプランづくりの支援)
GROWモデル
では具体的にどうやれば良いのでしょうか?となりますが、「コーチングのGROWモデル」のステップを回すだけということになります。
●GROWモデル
ステップ1
G:Goal(ゴールの明確化)
ステップ2
R:Reality Check R: Resource(現状の明確化・資源の発見)
ステップ3
O:Option(方法の発見・選択肢の創造)
ステップ4
W:Will(行動の具体化・目標達成の意思)
まずステップ1でゴール(目標)を明確化します。
次にステップ2で現状を明確化することでゴール(目標)と現状のギャップ(ズレ)が生まれます。
そのギャップ(ズレ)をズレてるよねと伝えステップ3で方法や選択肢を見出します。
最後にステップ4で行動を具体化してきます。
たったこれだけのことです。
結果発表
さて人間ドック後にドクターからフィードバックありました。
まず情報通知です。
身長、体重、血液検査、エコー検査などの検査結果が数値になっています。
目標数値に対する評価が載っています。
ドクター:体重が若干増えてますね。腹囲もそれに合わせて大きくなっていますね。
たけちゃん:あ、あはは。。。
と耳の痛い情報や結果の通知がありました。
次に立て直しです。
ドクター:でも肝臓やコレステロールの数値がかなり改善されてますね。
ほぼ問題ない状態になっていますよ。何かやってますか?
たけちゃん:ビールの代わりに内蔵脂肪を減らすノンアルコールビールを飲んでます。
ドクター:なるほど〜。それが良いのかも知れませんね。改善されてますよ。
たけちゃん:お〜。わいのボディ思った以上にええ感じやないか〜。
体重や腹囲のことはさておき改善した部分の質問を受けたことでポジティブな気持ちになることができました。
今年は体重や腹囲といって外側から見える部分も正しく成長させていきたいと思います。
なるほど。これがフィードバックなんですね。
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