見出し画像

母の整形外科&消しゴム

最近実家近くの病院は妹が付き添ってくれているので、
今日は久しぶりに母を病院に連れて行く日でした。

13時45分に母を迎えに行き、K整形外科に連れて行きました。
病院の歩行器をいつも使わせてもらっているのですが、
母の歩きぶりが改善していることに気づきました。

「お母さん、足の運びが前より良くなっているよ!」
驚いて言うと、
「あらそう?私もそう思うのよ(^_^)
 先生(理学療法士さん?)が教えてくれるから、
 私もがんばらなきゃと思って廊下を歩いているの(^_^)V」
と母。

素直で前向きな母は、先生がせっかく教えてくださるのだからと、
廊下で自主練習?をしているようでした。

「じゃあ、効果が出ているのね」
「そうよ、お母さん!努力は裏切らないわねえ」

86歳で2回目の大腿骨骨折だったため、
母の足取りは手術前より悪くなっていました。

それでも歩けるようになっただけで嬉しかったので、
それくらいは仕方ないと思っていました。

それだけに、明らかに母の足取りが改善しているのを見て、
私は感動しました(T-T)

やっぱり、やっただけのことはあるんですね。
もちろんちゃんとした指導があってのことなので、
本当にありがたいなと思っています。


レントゲンを撮った後診察室に呼ばれた母に、
手術を担当してくださった先生は、
「どうですか?」
と優しく聞いて下さいました。

「先生、おかげさまでとてもいいんです」
と母。
「そうですか。良かったですね(^_^)
 レントゲンの結果もどこも悪くないですよ」
先生はどこまでも優しく話しかけて下さいます。

診察室を出ようとしたところ、母が
「先生、本当にありがとうございます。
 ・・・もう、涙が出る・・・(T-T)」
と、突然うるうるし始めました。

「あっ、泣かなくてもいいですからね!」
先生も看護師さんもちょっとびっくりしたようですが、
最後まで温かく接してくださいました。

ちなみに、母の
「もう、涙が出る・・・」
はよく発動します(^_^;)

年をとって、母はものすごく涙もろくなりました。
娘(孫)の顔を見ただけでうるうるすることもあります。

その血は私に流れているらしく、感動したり可哀想だったりすると、
すぐうるっとしてしまいます。
母と同じくらいの年になったら母みたいに涙もろくなるのかと思うと、
ちょっと怖いような気もします・・・(-_- )

その後、処置室で血液検査(手術の時輸血したため)と骨粗鬆症の
注射を行い、会計をして母を施設に送り届けました。


母から替えのベッドパッドを頼まれたため、
ニトリに寄ってNウォームのベッドパッドを購入。
(Nウォームはあったかいですね)

夕食の買いものもして帰宅すると、待っていたかのように
母から電話がかかりました。

「歩~、今日はありがとう。一つ用事ができたんだけどね、
 消しゴムを買ってきて欲しいの。
 数独をするのに使うんだけど、消すと真っ黒になって消えないの。
 消しゴムが古いからだと思うのよ」
「あのね、お母さん。
 その消しゴムは私が買っていった物だから古くはありません。
 お母さん、確か4Bの濃い鉛筆を使っているでしょう?
 だから消すとすぐ黒くなるのよ」
「じゃあ、薄い鉛筆にしたらいい?」
「薄いと見えないから濃いのにしたんでしょ?
 何も書いてないところで消すと、黒いのがとれるから大丈夫よ」
「ありがとう。じゃあ、やってみるわ!」

その後母から電話がかからないところを見ると、
たぶん解決したのでしょう(^_^;)


明日は土曜日なので、洗い物を取りに行ったついでに、
今日買ったベッドパッドを届けようと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?