笑顔いっぱいの担当者会議
今日は母の担当者会議の日。
早いもので、母が入所してちょうど1年たちます。
当初は父と一緒に入所したものの、1ヶ月もたたずに父は入院。
その2ヶ月後に、父は亡くなりました。
それからも、お盆に母は大腿骨を骨折して入院するし、
伯父(父の兄)は亡くなるし、本当に色々あった1年だったと思います。
さて、帰ってきた妹を実家で拾って施設へ行くと、
すでにケアマネのOさんや介護用品の方は到着されていました。
会が始まると、Oさんが母に、施設での暮らしはどうか、
困っていることはないか等、尋ねて下さいました。
「みなさんがとてもよくしてくださるから、
本当にありがたく思っています」
「ここの方(スタッフさん)は、お世話が本当に上手なので、
もう、見ていたら・・・涙が出る・・・(T-T)」
と母。
思わずみんな笑顔です(^_^)
介護認定が下がらないかどうか心配でしたが、
去年と同じ「要介護1」になったので、
今まで通りのサービスを受けられることになってほっとしました。
母が、父の死や骨折を乗り越えて元気なので、Oさんもスタッフの方も、
母の介護認定が下がることを心配してくれていたことも分かりました。
本当にありがたいことです。
スタッフさんからは、
「竹田さんはいつも明るくて他の方にも声をかけてくれるので、
ムードメーカー的存在です。私たちもとても助かっています」
と、嬉しいお言葉をいただくことができました。
食堂の同じテーブルの方と友だちになったり、
その友だちと一緒に移動図書館に行ったりしていることは
母からの電話で聞いていました。
ですが母は、庭に咲いている花に興味を持って、
移動図書館から植物図鑑?を借りて調べてもいたそうです。
確かに、実家にいるときから花は好きだったので、
咲いている花の名前を知りたかったのかもしれませんね。
それから、母が部屋をきれいに使っている、という話もありました。
これも母が電話で、
「お掃除の人に、『部屋が綺麗ですね』って言われるの」
と言っていた通りだったようです。
母は1時間ほどの担当者会議中に4~5回、
「もう・・・(ありがたくて)涙が出る・・・(T-T)」
と涙を流していました(^_^;)
母のおかげで笑顔いっぱいの会となりましたが、
母がみなさんにとても良くしていただいていて、
母も施設での生活を楽しんでいることがよく分かりました。
本当に嬉しいし、ありがたいことだと思います。
スタッフさんやOさんに丁重にお礼の言葉を伝えて施設を出ると、
妹を実家まで送ってしばらく車の中でおしゃべりした後、別れました。
夕食後、母から電話がかかりました。
「歩、今日はお疲れ様。
なんかね、私がぼけてるからだと思うんだけど、みんなが笑うのよ。
でも、仕方ないわよね?」
「いやいや、お母さん、お母さんが素直で明るくて楽しいから
みんな笑顔になるのよ」
「じゃあ、私はこのままでいいの?」
「もちろん!お母さんは今のままでいいんだよ!」
「そうかねえ、もうぼけちゃってるからねえ・・・」
「そんなことないって(^_^;)」
なぜかネガティブモードになっている母を一生懸命励まし、
何とか母に「今のままでいい」と納得してもらうことができました(^_^;)
母からは日持ちのするお菓子を頼まれたので、
水曜日に洗い物を取りに行くときに、リンゴとともに届けようと思います。
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