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井戸のポンプの続きがありました

こんにちは!訳アリ投資家タケダです。

少し前にこんな記事を書きました。

どうもこれで終わりではなかったようです(泣)

水道局からの電話

ある日の昼頃、水道局から電話がきました。新しい入居者が水道の開栓をしたから、もともとの契約者である僕の確認のための電話かなと思いました。

でもなんかいつもと様子が違って深刻です。いつもは元気のよい女性でした。今回は慎重な男性の声です。

『タケダさん、水道なんですが432立米も使用されていて、心当たりはありますか?』

頭に浮かんだのは「???」。432立米が多いのか少ないのかわからないので、金額にするといくらですか?と質問しました。計算のための間を少し置いて担当者は言いました。

『6万円です』

「え???」頭が真っ白になりました。うちは、家族4人で毎日風呂に入って、上下水道代が2ヶ月で2万円くらいです。月1万円くらい。6万円をひと月に使う作業なんて心当たりはありません。

上水を使うと下水道代もかかるのが通常ですが、幸いまだ下水の使用開始手続きはしていなかった(それなのに水道を使えるのも驚きですが)ので、下水道代はかからないという説明でした。一応、下水が課金されたとしたらいくらか聞いたところ、プラス約5万円となったそうです。冷や汗ものです。

幸いなことに本管の水栓は止まっているので、今はメーターが止まっていることは検針員さんのコメントで理解しました。

便利屋さんに聞いてみる

まずはポンプを撤去してくれた便利屋さんに水を出しっ放しにしたか聞きました。当然していないという答え。

便利屋さん的にはどこかで水漏れしてるに違いないから、後日確認に行くとのこと。

僕としては水道の専門家に確認してもらわないと安心できないから、水道屋を連れて行くよう頼みました。

ガス屋さんにも聞いてみる

いつも良い対応をしてくれていたガス屋さんは転勤になってしまったのですが、この家の工事は転勤前にしてくれていたのと、転勤後でも話をすることができます。

状況を説明すると、ガス屋さんがボイラーの撤去と給湯器の設置をしたときに、水道本管の栓を開け閉めをしたことがわかりました。

その話でピンときたようで、元栓を開けたときに、ものすごい勢いで水が流れる音がしたと教えてくれました。ただ水圧が高い分には問題ないので、特に連絡もせず止水だけしてくれたようです。

便利屋さん走る

後日行くと言っていた便利屋さんですが、状況的に気持ち悪いということで、お子さんを幼稚園に迎えに行ったその足で夕方の渋滞の中を現場に向かってくれていました。以前、庭の囲いが崩壊したときも走ったくれたのですが、こういう対応が助かります。

現場から生中継であれこれ検証してわかったこと

現場から電話をもらい、あれこれ試してみることにしました。

ポンプのあったところには、2系統の配管(緑と黄)があり、それぞれに開け閉めをするレバー(丸)がついています。そして最終的にはその2系統は1つ(オレンジ)になります。

水の配管とレバー

2人であれこれ話しているうちに、このレバーが怪しくない?と行きつき、両方を閉めた状態、片方ずつ開けた状態、両方開けた状態にして、それぞれ宅内の水道が出るか、元栓の音を確かめていきました。

色々なことがわかりましたが、覚えていることをメモすると、
①両方閉めた状態
→元栓を開けてもメーターが動かないので、途中の水漏れは無いと判断
→ただし、水が出ない。どちらかは開いていないと水が使えない
②両方開けた状態
→元栓で轟音が鳴る。これが水出っ放しの状態と判断。
→水は出る。
③片方開ける
→水が出るパターンと出ないパターンがある。元栓の轟音は無し。

さらに僕は知らなかったのですが、写真の緑のラインの配管はブロックの裏を通って地中に行く配管とつながっていることがわかりました。分かってみれば当然ですが、これが井戸です。

この緑の線の途中にポンプはありました。

途中の議論は省略(忘れました)してわかったことを書くと、

  1. 緑の線を通って井戸の水が、黄色の線を通って水道の水が、オレンジの宅内の給水管に向かう。

  2. ポンプは電源が入っていれば、この井戸の水をくみ上げ、給水管へ送りだす。

  3. レバーは上を閉めて井戸を止め(もう使っていないから)、下を開けて水道のみ流すのが正しい。

結論として、3番の姿にしつつ、井戸から万が一流れないように緑の線のどこかで配管を切断することにしました。これで大丈夫そうです。

どこに水は流れたのか?

正しい姿は把握できました。
でも、「どこに432立米の水が流れたのか?」を最後まで悩みました。

おそらくというかそれしか無さそうなのですが、水道は井戸へ流れていったのだと思います。レバーは開いていて、ポンプには電源が入っておらず、逆流を防止できるものがなかったからです。

水道の水がものすごい勢いで井戸へ流れて行って、ただひたすらメーターが回っていた状態だろうと思います。水が流れていた期間は結局わからずじまいです。

ちなみに、わが家の水道検針票がちょうど来たので見てみました。家族4人が使った量が2ヶ月で52立米でしたから、432立米は途方もない水量ですね。。。

まとめ

井戸と水道を直接つなげることは誤接合といって水道法で禁止されているようです。井戸水が水道に流れると水道を汚染する恐れがあるからです。

今回は井戸から水は供給されない(くみ上げるポンプが無いから)ので、汚染の心配はなさそうです。そして念のため井戸からの配管を切断し、井戸は孤立した状態になったので安心です。

一応、水道屋さんも手配してダブルチェックをしてもらい大丈夫そうだとのお墨付きをもらいました。

あとは6万円の支払いが残っています。授業料として考えても痛いですが、次回以降の戒めとして払いたいと思います。

ではまた!



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