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何かをとことん「好き」になってみたら(たとえば縄文)、何が起こるか?

うすうすは感じていたのですが、最近ますます、この世は「好きになったもん勝ち」だなと思えてきました。

「好き」ってすごいです。

「好き」なことだととんでもないパワーが出てくるし、夢中になっているうちにどんどん上手になるし、「好き」なことを発信していたらいろんな人に面白がってもらえて、なぜか仕事にもプラスに働きます。

たとえば、わたしはここでよくドレスへの愛(偏愛)を語っているのですが、最近その文章を読んでくださった方から、お仕事のご依頼をいただくことが増えました。

その方々は、

「この仕事をお願いするのなら、ドレスが好きな人がいいと思って」

と、おっしゃってくださるのです。ありがたいです。

それにしてもすごい時代だな、と思います。知名度とかブランドとかではなくて、「好き」がお仕事をいただけるきっかけになるなんて。

ってことは、そこまで好きじゃなくても、無理やりにでも「好き」になってしまえばいろんなことがうまくいくんじゃなかろうか、と思ったのです。

なのでわたしは「縄文」を好きになってみようと決めました。

なんで縄文なのかというと、通信制大学の課題で縄文に関するレポートを書かないといけなかったからです。

「縄文」を好きになってみようと決めた

「縄文」
そう、あの縄文時代の「縄文」です。いままではまったく興味の対象外でした。だから何もわからない。

でもきっと、「好き」になってしまえばいいのです。そうしたらきっとレポートもスラスラ書けることでしょう。

そうしてわたしの「意識的に縄文を好きになってみよう大作戦」が始まりました。わたしは7つの「好き」になる方法を考え出し、じぶんを実験台にして実践してみました。

果たして「好きになる」作戦はうまくいくのでしょうか。そして、その結果、いったい何が起こるのでしょうか。今回はそれを書いていきたいと思います。

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ドレスの仕立て屋タケチヒロミです。 日本各地の布をめぐる「いとへんの旅」を、大学院の研究としてすることになりました! 研究にはお金がかかります💦いただいたサポートはありがたく、研究の旅の費用に使わせていただきます!