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#22【世界一周】私は旅の宣教師になりたい

私は日本中をロードバイクで旅したり、インドでバックパッカーしたという謎の自信から”旅人”と名乗っています。

一般的に、観光客は宿泊、食事、お土産など、現地にお金を落とすことで地域貢献します。
一方で、私のような物欲ゼロの貧乏旅を愛する人間は、金銭面ではあまり貢献できていません。

とわいえ旅を愛するものとして、一方的に消費するだけにはなりたくない。
そう考えたとき、私は2つの意味で地域と観光客の橋渡し役になりたいと思いました。

①インフルエンサーとして地域の魅力を伝える”宣教師”

京都などオーバーツーリズムが社会問題になっている国・地域もありますが、観光客にもっと来てほしいけれど、なかなか来てくれないという悩みを持っている地域もあります。

色々な地域を訪れている旅人は、旅人ならではの視点でその地域の魅力を見つけることができるはず。
自分自身が肌で感じた魅力を発信することで、間接的ですが地域貢献になればと思います。

②旅先で出会った人に旅の魅力を伝える”宣教師”

ロードバイクでの日本旅行中に、岩手県宮古市の浄土ヶ浜でチルしてた時、
80歳くらいのおばあちゃんに声をかけられました。

おばあちゃんは田舎出身で地元を出たことがなかったが、ご主人の他界がきっかけでバス旅行に鬼はまりし、毎月あちこちに出かけているとのこと。
「今が一番楽しい!」とイキイキされているのがとても印象的でした。

実は私自身も旅に目覚めたのは29歳(2021年)のとき。
学校では”旅”を教えてくれないので、旅に興味がないのではなく、楽しさを知らないだけという人は多いのではないでしょうか。

海外で若者に自分が世界一周中と話すと、羨ましいとキラキラした目で見られることもあります。
田舎の都市では、旅をするという発想がなかったという人もいました。

そのような人たちに、自分も「あんな旅人になってみたい」と思ってもらい、いつか旅先で再開できたら旅人として最高です。

浄土ヶ浜にはゆっくりな時間が流れている。
思い出は海よりおばあちゃん。


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