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ゴールド リボン ~小児がんの子どもたちの作品集~:日本医学会総会2023東京 博覧会 こどもたちと学ぶ なるほど!医学体験 02

2023年04月22日、私は東京国際フォーラムを訪れ、一般客として、日本医学会総会 2023 東京 博覧会(以下2023博覧会)に参加した([1])。

「日本医学会総会2023東京 博覧会 こどもたちと学ぶ なるほど!医学体験」で、アフラック生命保険株式会社は、「ゴールドリボン ~小児がんの子どもたちの作品集~」での作品を展示した。

『ありがとっ』(若林努(以下敬称略)著,Team - Pay it Forward 2106 -編著)は、2008年05月にユーイング肉腫のために享年24歳で旅立たれた若林の想いを受け継いだ家族や彼の友人達が協力しあって作成し、自費出版された本である(図02.01,[2])。

図02.01.『ありがとっ』。

『社会に貢献(自分の将来について)』は、鼻腔横紋筋肉腫のために享年18歳で旅立たれた松田直人が、闘病入院生活9カ月目で、亡くなる13カ月前に、執筆した作文である(図02.02)。

図02.02.『社会に貢献(自分の将来について)』。

『やさしいライオン』は、​絵本作家・イラストレーターであるエイキミナコ(永木美奈子)の作品の1つである(図02.03,[3])。

図02.03.『やさしいライオン』。

『お母さん』は、神経芽細胞腫を克服したみっちゃんが描いた自分の母親の絵である(図02.04)。

図02.04.『お母さん』。

『みぽりんのえくぼ』は、悪性脳腫瘍のために享年13歳で旅立たれた岡田美穂が書いた絵手紙を交えて、その母である岡田典子が記録・執筆した作品である。なお、24時間テレビ ドラマ スペシャルの1つとして、実写化された(図02.05,[4][5])。

図02.05.『みぽりんのえくぼ』。

上記の作品から、「真摯に生きる」ことについて考えさせられた。また、歳のせいか、これらの作品を観て、思わず涙が出てしまった…。



参考文献

[1] 第31回日本医学会総会2023東京 展示事務局.“第31回日本医学会総会 博覧会 ホームページ”.https://tsunagu-iryo.jp/minna-expo/,(参照2024年05月07日).

[2] NPO法人 アジア・チャイルドケア・リーグ(ACCL).“『ありがとっ』若林 努/著 Team - Pay it Forward 2106 -/編著(2009年5月14日発行)”.アジア・チャイルドケア・リーグ ホームページ.インフォメーション.本のご紹介.小児がん関連の本.http://www.accl.jp/info_book.html#1,(参照2024年05月07日).

[3] エイキミナコ.“◇ やさしいライオンになるにはどうしたらいい?◇”.エイキミナコ トップページ.Illust.手描きイラスト.https://lion-to-watashi.wixsite.com/minako-eiki/%E6%89%8B%E6%8F%8F%E3%81%8D%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88?pgid=kdetlorw-f6960749-f163-49b5-b88a-32c22d4c005a,(参照2024年05月07日).

[4] 株式会社 文芸社.“書籍詳細:みぽりんのえくぼ”.文芸社 ホームページ.書籍案内.https://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/4-8355-9015-5.jsp,(参照2024年05月07日).

[5] 日本テレビ放送網株式会社.“24時間テレビ ドラマ スペシャル みぽりんのえくぼ”.2010年08月28日放送.https://www.ntv.co.jp/24h-drama2010/index.html,(参照2024年05月07日).

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