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Z世代が支持!ネオ居酒屋

先日、日経新聞で博多の屋台街では、緊急事態宣言などの規制が解除されても、お客様が戻ってこないとありました。

このコロナ禍の2年以上続いた規制で人々の行動パターンが変化して、9時台には店を出て2次会に行く人はぐんと減ったそうです。

とりあえず居酒屋でお腹いっぱいににして次はお洒落なバーで、、、ってもうそんな風には若者は考えないのかもですね、、、

そんな背景からか?最近に居酒屋のスタイルに変化が出てきているそうです。

そこで今日はネオ居酒屋と呼ばれて流行っている店

*「Z世代に話題の「ネオ居酒屋」
*若い人に人気のレトロテイスト
*Z世代とビジネスパーソン、2つのターゲットに刺さる店

とみていきながら

若い女性にターゲットを絞った「恋愛酒場」をテーマ

というようなコンセプトが受けていることを考えて

ネオ居酒屋には酒離れが進む若者を振り向かせるビジネスヒントが隠されている

という流行について考えていこうと思います。

*「Z世代に話題の「ネオ居酒屋」

そもそも、「ネオ居酒屋」とは

“レトロ×現代”の新感覚な居酒屋

のこと。

ちょっぴりレトロな雰囲気がありながらも、現代的な流行感があって、オシャレなのに気軽に飲める雰囲気があるので、女子会にも人気だそうです

特徴は3つで

インパクトのある
「絵になるメニューや内装」

キャッチーなイラストや格言・名言が書かれた
「映えグラス」、

ネオンやクリームソーダなどちょっと懐かしい
「レトロテイスト」

とさかなでワイワイ過ごすという従来の目的とは異なり、SNSでの拡散や体験の共有を主な来店目的としているのが従来の居酒屋との違いです。

従来の居酒屋は、和風で入ると威勢のいい店員が「いらっしゃいませ!!」と叫んで、オーダーをすれば「喜んで!!」と返事をされました。

畳の席にテーブルには唐揚げ、だし巻き卵、枝豆にビールが所狭しと並べてあって、サラリーマンが上司の悪口を言いまくる発散の場であれば、Z世代にとっては地獄より怖い場所かもしれませんね。

ネオ居酒屋のメニューは多国籍でおしゃれ。直ぐにインスタやTiktokに挙げたくなる感じです。

プロントコーポレーション(東京・港)は、全国展開するカフェ&バー「プロント」にて、

夜の新業態「キッサカバ(喫茶+酒場)」

を21年4月からスタートしました。

同店はもともと昼夜通しの営業なのでコーヒーもアルコールも提供していましたが、コロナ禍の影響で全体の売り上げが大幅にダウンしていたといいます。

利用目的をはっきりさせて求心力を高めるために
「昼はカフェ、夜はサカバ」
というリブランディングを打ち出しました。

*若い人に人気のレトロテイスト

大阪、東京に4店舗展開している
「恋愛酒場メイ子」
は、恋愛をテーマにしたユニークなコンセプトと、居酒屋とは思えないかわいらしさを前面に押し出したことで、Z世代の女性たちに支持されています。

「メイ子」というキャラクターが恋人との別れをきっかけに開いた店、というストーリーを軸に、その世界観を内装やメニューで表現しているそうです。

運営主体のコズミックホールディングス(大阪市)は、これまで主流だったグルメサイトの集客が落ち込んだことで、SNSを軸とした集客にシフトしていったといいます。

写真映え・動画映えし、若者が好む“エモい”要素“をスマートフォンでSNS(交流サイト)にアップすることができるので「恋愛酒場」をテーマに選んだそうです

コロナ禍ではしご酒がしづらい中、外飲みをする人は『このメニューが食べたい』など行く理由が明確な店を選んでいます。

この店でしか食べられない映えるメニューを持つ可愛い居酒屋が流行りです。

*Z世代とビジネスパーソン、2つのターゲットに刺さる店

韓国や台湾など、アジアンカルチャーを取り入れたグルメもZ世代のトレンの1つです

コロナ禍で海外旅行に行けない人に旅行気分を味わってもらおうというコンセプトの店を紹介します。

「台北(タイペイ)餃子(ギョーザ) 次次(チィチィ)」は、台湾の現地の様子を再現し、SNSで拡散されているネオ居酒屋です。

内装は台北の夜市をモチーフにしており、現地の写真やレトロな雰囲気のアートを多数展示。壁ごとに装飾の内容を変え、どこで写真を撮っても絵になるようにこだわったといいます。

もともとはZ世代だけをターゲットにしていたわけではなかったのですがが、SNSの発信で敏感なZ世代が反応しました。

「お酒と食事を楽しみたいビジネスパーソン」
「写真を撮ってシェアしたい若者」
の2つの軸で営業しています。

ネオ居酒屋はノンアルコールのメニューも多い店が多く10代女性を意識していると言えますね。

もともとZ世代には昭和への憧れもあって、ネオ居酒屋との相性もいいのですね。

ネオ居酒屋には酒離れが進む若者を振り向かせるビジネスヒントが隠されている

従来のサラリーマンも早々と帰路につくようになった今、生き残りを賭けて飲食店で居酒屋は機動力のあり発信力、拡散力があるZ世代を味方につけることでコロナ禍を乗り切れるのではないかと思います。

どうしても東京の店が多かったので大阪の人はこちらを

#ネオ居酒屋 #Z世代 #エモい #日経新聞

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