見出し画像

クオリティをクオリファイし続ける

住んでいる長崎の地元ミュージックシーンの話をすると、
ライブハウスでずっとやっていたミュージシャンが、最近ようやく街頭のイベントに出演するのを目にするようになりました。
 
ライブハウスという閉ざされた空間。
初めての人はとても入りづらい環境から、外に出るということは思いの外難しい。
街頭のイベントを企画したりする人が、そのような場所に繋がりを持って足を運ぶことが少なかったからです。
 
そして、ライブハウスだけで音楽を長年やり続けるのもとても難しい。
チケットノルマ問題が常に付き纏い、基本的に赤字の活動を続けていく人が大半の中で、
その繰り返しに郷を煮やして辞めていく人が多いからです。

 
せっかくメチャクチャ良い音楽をやっているのに、地元にすらほとんど知られることなく散っていくバンドの多いこと。
 
そんな現実を少しでも変えたいから、僕はライブハウスの外に出てイベントなどの企画をする側にも回るという挑戦をしました。
 


併せて、大先輩ミュージシャンの方の中にも、閉ざされた空間ではなく街頭でのイベント企画をしてくださる方も増えて、それによって「初めてお祭りのステージで歌った!」というバンドも見たほど。

 
内と外の活動の使い分け。
整った空間だけではなく、劣悪な空間でもクオリティーが出せる知識と経験を付けること。
そして、年間トータルで最低限赤字を出さないビジネス知識とビジネス感覚を持って活動をすること。

この3点がこれからの地域ミュージシャンには必須になると思うのですが、
大前提として、自分のその活動は本当に好きで得意なことなのか。
その活動の先にどんなビジョンがあるかの「軸」の部分を明確にすることが先。

 
その軸の部分持ってますか?
 
 
クオリティーとモチベーションを長く保つ事は難しいと思う。
自分で言うのも何ですが、僕自身よくやってきたなと思うし、
これからもやっていくし、やっていける方法というか、知識が付いてきたので、それをこれからはたくさんの地域活動家の方にシェアしていきたい。

#地域活動のセンパイ
#シンガーソングライター
#長崎市の小田和正
#長崎
#nagasaki
#挑戦している人と繋がりたい
#憧れに手触り感を

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?