見出し画像

肩こりさようなら! 現代人のための4つの改善・予防ポイントを鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師が解説

現代社会では、多くの人が肩こりで悩んでいます。
仕事や家事、育児などで体の疲労が溜まったり、長時間のデスクワークやストレスを感じる人間関係が原因とされています。
この記事では、肩こりの改善や予防に役立つポイントを4つご紹介します。

※肩こりの症状や詳しい原因、鍼灸やマッサージでできることについて知りたい場合は、以下の記事をご参照ください。

本題へ入る前に、私の自己紹介をさせていただきます。

京都市内で癒しマッサージ鍼灸院を運営。

では、本題へ進みましょう。


1. 適度な運動

運動不足は、肩こりの原因の1つです。
運動不足になると、筋肉の血行不良を起こし、こりやすくなります。

その結果、肩こりの症状が悪化します。

また、デスクワーク中心の方にとって肩こりは大きな悩みとなるでしょう。
仕事の休憩中、寝る前などに以下の動画の体操をして筋肉をほぐすのがお勧めです。

体操以外にも、以下の運動に取り組まれると良いでしょう。

  • 目的地の1つ前の駅で電車を降りて歩く

  • 車、バイクの移動を減らして自転車での移動を増やす

  • 週に3日、自宅で20分の筋トレやストレッチをおこなう

2. お風呂で体を温める

体の冷えは、血行不良を招き、肩こりの原因となります。
特に日頃から手足の冷えをよく感じる人は、注意が必要です。

入浴は体を芯から温め、血行を促進する効果があります。
40℃のお湯に20分前後つかるのが良いでしょう。
※42℃以上の温度に設定して、5分くらいで湯船から出てしまうと、余計に手足が冷える可能性があるので気をつけましょう。

冷え性対策については、以下の記事にまとめています。

3. 姿勢に注意する

一般的に(医学的に)良いと言われる姿勢を写真で示します。

しかし、この様な姿勢を1日中意識していると、肩・背中・首などに力が入り続け、余計に肩がこってしまいます。
したがって、姿勢は意識をし過ぎる必要はありません。

ただし、以下の写真の姿勢が長時間つづくと肩こりにくわえて、

  1. 頭痛

  2. 目まい

  3. 首の痛み

を引き起こすことがあるので、注意しましょう。
※気をつけた方が良い姿勢⇩

姿勢について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

4. ストレスを溜めない

ストレスは自律神経の交感神経の活動を高め、筋肉の緊張(緊張=筋肉がこって、硬くなった状態)を強めてしまいます。

※自律神経については、以下の記事をご覧ください。

また、交感神経の活動が高まり、筋肉の緊張が増すことで肩こりに加えて以下の症状が現れる場合もあります。

  • 息切れ

  • 不眠症

  • 精神的なイライラ、不安感

以上の症状を防ぐために、次のことを普段から意識されるのが良いでしょう。

  1. 生活のなかで、深呼吸を意識する

  2. 休日は苦手な人との交流を避ける

  3. 趣味や運動をして、自分だけの時間を楽しむ

自分なりのストレスの発散方法を見つけるのがお勧めです。

5. まとめ

肩こりは生活習慣を改善することで改善や予防ができます。

今回紹介した内容を全て実践する必要はありません。できることから始めて長く続けることが大切です。

以上で記事は終了です。
皆さんが肩こりを感じない時間が少しでも増えることを願っています。
健康情報や鍼灸・マッサージに関する情報はXでも発信しているので、ぜひご覧いただければ幸いです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?