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初めての領域の学び方
情報社会となった現在、専門家も専門知識だけでは不十分かもしれない、という少し耳が痛い記事を書きました。
そこから一歩進んで、なにかこれまでの知識やスキルでは解決できない問題に直面したとき、自分の専門分野ではない領域からヒントを得ようとすることの意味についてもお伝えしました。
では、具体的にどのように新たな分野を学んでいけば良いのでしょうか。
この記事では、初めての領域を効率よく学ぶための方法を
浅く広く学ぶことの意味
かの有名な物理学者、アインシュタインは言いました。
これはどういう意味でしょうか?少し考えてみましょう。
この記事を読んでいる方の多くは、スポーツトレーナーや理学療法士、それに類する職業の方々だと思います。そこで、私たちの専門分野である理学療法から考えてみます。
理学療法とはつまり、運動やマッサージ、物理療法を主とした治療法であり、その専門家である理学療法士は人の身体の専門家と言えます。主な
syn学校0時間目~カラダとココロ~
syn学校とは、「大人のためのオンライン学校」です。
こちらは月に一度オンラインで、大人だからこそ知りたいことを中心に行っている勉強会のアーカイブになります。
現代主流の考え方は踏襲しつつも、過去の人間が繰り返してきたことや歴史的事実も考慮しながら、幅広い観点から「明日から実践」することを前提にしてお届けしています。
2024年の4月から始まり、10時間、つまり10か月をかけて学んでいきます
専門知識だけでは不十分な時代がやってきた
スポーツトレーナーの平山です。
本マガジンでは、スポーツトレーナーとして身体の知識をお届け、
するのではなく(笑)、
身体以外のことについて発信してみようと思います。
初回となる今回はそもそも、「なぜ身体以外の知識が必要なのか」について考えてみたいと思います。
私たちスポーツトレーナーや理学療法士でスポーツ現場に出ている、いわゆるトレーナーと呼ばれる職種の人間は、筋肉や関節などの解剖学や、筋肉
心身に向き合えるトレーナーになる
2023年7月22-23日、《心のストレッチ》入門合宿を神奈川県にて開催しました。
《心のストレッチ》は、アスリートの心身に徹底的に向き合うトレーナーとして、トレーナー自身が自分の心身に向き合う場であり、トレーナーとしての結果を出せるようにするための場として2018年に生まれました。
その中でも入門合宿は、《心のストレッチ》における共通認識を学ぶ場として設定されており、今回は私がFacilit
もっと深く心身に向き合いたい方へ
心身を整える重要性は年々増してきています。
書籍を見ても、アスリートたちの発信を見ても、SNS上でも、
心と身体はどちらも重要だ、という言葉をよく見るようになってきました。
しかし、実際には心身の不調で悩んでいる方が多くなってきているようにすら感じます。
原因不明の頭痛、倦怠感、日々のストレスでしんどい、朝起きるのがつらい、仕事がきつくて嫌だ。
サポートしている選手が試合になるとパフォーマン
《心のストレッチ》開催報告(2023.1.24)
《心のストレッチ》とは、成長し続けたいと願うトレーナー、セラピストたちが半永久的に成長し続けられる場。
詳しくはこちら。
今回は、入門合宿を終えたメンバー(Familyと呼ぶ)のHさんと共に行った《心のストレッチ》通常回(3時間)の振り返りを紹介していきます。(本文はHさんの振り返りから抜粋、適宜Facilitatorをしていた平山が注釈を入れています)
今回の課題
①チームにとって価値ある
《心のストレッチ》開催報告(2023.1.23)
《心のストレッチ》とは、成長し続けたいと願うトレーナー、セラピストたちが半永久的に成長し続けられる場。
詳しくはこちら。
今回は、入門合宿を終えたメンバー(Familyと呼ぶ)と共に行った《心のストレッチ》通常回(3時間)の振り返りを紹介していきます。(本文はFamilyの振り返りから抜粋、適宜Facilitatorをしていた平山が注釈を入れています)
近況報告怒りの感情とは大分向き合うことが
無酸素系トレーニングについて
陸上の短距離選手やアメフト選手のように短時間で大きな力を発揮する競技では、無酸素系のトレーニングが行われます。
今回は無酸素性のエネルギー供給経路についてと、トレーニング効果についてまとめてみました。
無酸素性エネルギー供給経路人が活動するとき、必ずエネルギーが必要となります。
その中で筋収縮に必要なエネルギーは筋細胞内にあるアデノシン三リン酸(ATP)から放出されるエネルギーによってまかな