Takaya Hirayama (平山鷹也)

株式会社syn 代表取締役 スポーツトレーナー 理学療法士 JARTA認定講師 米国N…

Takaya Hirayama (平山鷹也)

株式会社syn 代表取締役 スポーツトレーナー 理学療法士 JARTA認定講師 米国NLP協会認定プラクティショナー 《心のストレッチ》Facilitator プロアスリートのパーソナルトレーニングから、一般の方の心身の不調改善、メンタルトレーニングなど。

マガジン

  • 《心のストレッチ》

    • 12本

    スポーツトレーナー、セラピスト向けの成長の場として2018年に生まれた《心のストレッチ》。 本マガジンでは、これまで入門合宿に参加された方にしか共有してこなかった実際に行っている内容のご紹介や振り返りの共有。 そして《心のストレッチ》を通して成長を続けるスポーツトレーナーやセラピストの現状について発信していきます。

  • スポーツトレーナーが知るべき身体以外のこと

    スポーツトレーナーとして知っておきたい、身体以外のことについて深掘りします。スポーツトレーナーは人と関わる仕事であり、身体のことだけを知っていても上手くいきません。なぜならそこには人として知らなければ気づけないことが無限にあるから。栄養、心理、歴史、政治、宗教、経済、環境、考古学、社会学、物理、様々な内容を引用文献も合わせて紹介します。

  • syn学校

    大人のためのオンライン学校、syn学校のアーカイブ記事をまとめています。 人の身体の不思議、心の不思議、お金や戦争の歴史、生物の特性、政治の意味、など大人こそ学ぶべきことをテーマごとに詳しく紹介しています。 アーカイブは永久視聴可能。 時間のあるときに気軽に学びを深めることができます。

  • 《湧く湧くマガジン》

    • 181本

    日々の習慣と意識が増えると景色が変わる!!!  ◇◆◇ 想定外理論。 この未完成で不完全な理論と共に日々の 習慣に変調をもたらし、それぞれの解釈 による行住坐臥の実践日々のワクワクに 繋がるように、そして自分の中から 何かが湧く楽しみに枠組みを外しながら 湧く湧くしていきましょう!!! ◇◆◇

  • Muscleマガジン

    筋肉を1つ1つ丁寧に解説していきます!解剖的視点だけでなく、筋膜連結、周辺組織や内臓との関連などできる限り多くの視点から筋肉を解説していきます!

最近の記事

初めての領域の学び方

情報社会となった現在、専門家も専門知識だけでは不十分かもしれない、という少し耳が痛い記事を書きました。 そこから一歩進んで、なにかこれまでの知識やスキルでは解決できない問題に直面したとき、自分の専門分野ではない領域からヒントを得ようとすることの意味についてもお伝えしました。 では、具体的にどのように新たな分野を学んでいけば良いのでしょうか。 この記事では、初めての領域を効率よく学ぶための方法を考えていきます。 ちなみに私自身は、理学療法士として大学を卒業し、スポーツトレ

    • syn学校1時間目 人の身体~痛みも病気も意味がある~

      はじめに人の身体が不調を訴えるとき、その症状には必ず意味があります。現代医学の観点から症状をただ単に抑え込もうとするのではなく、その背景にある精神的・身体的なメッセージに耳を傾けることで自分でも自覚していなかったことに気付けます。本記事では、「人の身体」とその症状の意味について、オンラインセミナー資料をもとにまとめていきます。 有料部分にはオンラインセミナーのアーカイブ動画が添付されておりますので、動画で学ぶことも可能です。 それでは、最後までぜひご覧ください! 1.

      有料
      3,300
      • 浅く広く学ぶことの意味

        かの有名な物理学者、アインシュタインは言いました。 これはどういう意味でしょうか?少し考えてみましょう。 この記事を読んでいる方の多くは、スポーツトレーナーや理学療法士、それに類する職業の方々だと思います。そこで、私たちの専門分野である理学療法から考えてみます。 理学療法とはつまり、運動やマッサージ、物理療法を主とした治療法であり、その専門家である理学療法士は人の身体の専門家と言えます。主な専門分野には、解剖学、運動学、物理学、生理学などがあります。 理学療法士は専門

        • syn学校0時間目~カラダとココロ~

          syn学校とは、「大人のためのオンライン学校」です。 こちらは月に一度オンラインで、大人だからこそ知りたいことを中心に行っている勉強会のアーカイブになります。 現代主流の考え方は踏襲しつつも、過去の人間が繰り返してきたことや歴史的事実も考慮しながら、幅広い観点から「明日から実践」することを前提にしてお届けしています。 2024年の4月から始まり、10時間、つまり10か月をかけて学んでいきます。 各回の概要をここでは紹介し、3月に開催された体験入学の内容もお伝えします。

        初めての領域の学び方

        マガジン

        • 《心のストレッチ》
          12本
        • スポーツトレーナーが知るべき身体以外のこと
          3本
        • syn学校
          2本
        • 《湧く湧くマガジン》
          181本
        • Muscleマガジン
          36本

        記事

          専門知識だけでは不十分な時代がやってきた

          スポーツトレーナーの平山です。 本マガジンでは、スポーツトレーナーとして身体の知識をお届け、 するのではなく(笑)、 身体以外のことについて発信してみようと思います。 初回となる今回はそもそも、「なぜ身体以外の知識が必要なのか」について考えてみたいと思います。 私たちスポーツトレーナーや理学療法士でスポーツ現場に出ている、いわゆるトレーナーと呼ばれる職種の人間は、筋肉や関節などの解剖学や、筋肉が大きくなる仕組みなどの生理学に詳しく、人の運動に関する科学的な知見をたくさん知

          専門知識だけでは不十分な時代がやってきた

          心身に向き合えるトレーナーになる

          2023年7月22-23日、《心のストレッチ》入門合宿を神奈川県にて開催しました。 《心のストレッチ》は、アスリートの心身に徹底的に向き合うトレーナーとして、トレーナー自身が自分の心身に向き合う場であり、トレーナーとしての結果を出せるようにするための場として2018年に生まれました。 その中でも入門合宿は、《心のストレッチ》における共通認識を学ぶ場として設定されており、今回は私がFacilitatorを務めた湯河原合宿の振り返りをしていきます。 本記事では具体的な内容よ

          心身に向き合えるトレーナーになる

          課題を「悩み」にしない

          あなたは日々の仕事や生活で「悩み」はありますか? 辞書的な意味では、 思い苦しむこと。思いわずらうこと。 とあります。 私は正直、現在悩みは一切ありません。 そのかわり、常に「課題」はあります。 課題の辞書的な意味は、 解決しなければならない問題。果たすべき仕事。 とあります。 悩みとは苦しみや思いわずらいがあるのに対し、 課題は問題であり、果たしていく仕事です。 ここから先は私なりの定義になりますが、 悩みとは自分でどうしたらよいかわからず、同じ状態で居続けている

          課題を「悩み」にしない

          成長を可視化する

          スポーツトレーナーとして、日々自分を磨き続ける選手たちと関わり続けるために、自分自身も成長し続ける必要があります。 頭ではわかっていても実際に昨日と比べて、先月と比べて、昨年と比べて、5年前と比べて何がどう成長したか言えますか? 《心のストレッチ》では、振り返りや日々の気付きを記し残すことを推奨しています。詳しくはこちら👇 振り返りから見る成長の軌跡今回は、実際に平山の振り返りを一部紹介しながら、 なぜ記し残すことが重要と考えているのかについてお伝えしようと思います。

          成長を可視化する

          もっと深く心身に向き合いたい方へ

          心身を整える重要性は年々増してきています。 書籍を見ても、アスリートたちの発信を見ても、SNS上でも、 心と身体はどちらも重要だ、という言葉をよく見るようになってきました。 しかし、実際には心身の不調で悩んでいる方が多くなってきているようにすら感じます。 原因不明の頭痛、倦怠感、日々のストレスでしんどい、朝起きるのがつらい、仕事がきつくて嫌だ。 サポートしている選手が試合になるとパフォーマンスが出せない、疲労が抜けない、常にどこかに痛みがある。 そのような不調を具体的

          もっと深く心身に向き合いたい方へ

          《心のストレッチ》開催報告(2023.1.24)

          《心のストレッチ》とは、成長し続けたいと願うトレーナー、セラピストたちが半永久的に成長し続けられる場。 詳しくはこちら。 今回は、入門合宿を終えたメンバー(Familyと呼ぶ)のHさんと共に行った《心のストレッチ》通常回(3時間)の振り返りを紹介していきます。(本文はHさんの振り返りから抜粋、適宜Facilitatorをしていた平山が注釈を入れています) 今回の課題 ①チームにとって価値あるトレーナーとは? 最近は、サポートチームが中盤に差し掛かってきてスケジュールは

          《心のストレッチ》開催報告(2023.1.24)

          《心のストレッチ》開催報告(2023.1.23)

          《心のストレッチ》とは、成長し続けたいと願うトレーナー、セラピストたちが半永久的に成長し続けられる場。 詳しくはこちら。 今回は、入門合宿を終えたメンバー(Familyと呼ぶ)と共に行った《心のストレッチ》通常回(3時間)の振り返りを紹介していきます。(本文はFamilyの振り返りから抜粋、適宜Facilitatorをしていた平山が注釈を入れています) 近況報告怒りの感情とは大分向き合うことが出来ている。 怒りの感情が生まれないことはないが、 何故、その感情が生まれたのか

          《心のストレッチ》開催報告(2023.1.23)

          無酸素系トレーニングについて

          陸上の短距離選手やアメフト選手のように短時間で大きな力を発揮する競技では、無酸素系のトレーニングが行われます。 今回は無酸素性のエネルギー供給経路についてと、トレーニング効果についてまとめてみました。 無酸素性エネルギー供給経路人が活動するとき、必ずエネルギーが必要となります。 その中で筋収縮に必要なエネルギーは筋細胞内にあるアデノシン三リン酸(ATP)から放出されるエネルギーによってまかなわれます。 しかし、筋細胞内にあるATP貯蔵量は少ないので、常に再合成されてい

          無酸素系トレーニングについて

          お天道様が見てるから

          さぼり癖のある人の共通点ランニング中、一人になったら歩いて近道をする 職場では頑張れるが、一人になると何もしたくなくなる 上司や誰かに提出しなければならないものは頑張れる 上の文章を読んで、少しでも自分に当てはまるかも、と思った方はぜひ最後まで読んでみてください。 これらは他者評価の優先順位が高い人によく見られる特徴です。 言い換えると、承認欲求が強い人とも言えます。 私もこの傾向が強く、これまでも苦労してきた部分です。 今回の記事は、他者評価を気にしすぎるあまり、自

          お天道様が見てるから

          肩甲下筋

          以前、肩関節のアウターマッスルとして三角筋を解説しました。 上記の記事内でも解説していますが、肩関節には腱板と呼ばれるインナーマッスルと三角筋などに代表されるアウターマッスルが共同して働くことで安定して大きな可動域を動かすことができます。 腱板筋はこれまでも解説してきましたが、今回は最後の腱板筋となる、肩甲下筋について解説していきます。 肩甲下筋は肩関節の回旋筋として唯一の内旋筋ですが、非常に多くの筋束を持ち、機能的にも重要な役割を果たしています。 しっかりと整理して

          良いときほど足元を見て、辛いときほど前を向く

          人生の中では、仕事もプライベートも良いときと悪いときの波があるものです。 それを比喩した喜劇王、チャーリー・チャップリンの名言を紹介します。 「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇である」 私たちは誰でも辛いときには人生全てがつらいもののように感じしてしまいますが、長い目で見れば喜劇に変わるものです。 小中学生のころに学校がつまらなくて毎日が苦痛だったとしても、その過去のおかげで今の仕事につながっているかもしれません。 大怪我をしてつらい

          良いときほど足元を見て、辛いときほど前を向く

          三角筋(Deltoid muscle)

          今回は肩関節の前方から後方にかけて広く付着を持つ、三角筋について! 肩のアウターマッスルとしても知られていますが、実際にどのような作用があり、肩痛とどのように関連してくるのか、具体的に整理していきましょう。 三角筋の起始停止 (Visible bodyから引用) 起始:鎖骨、肩峰、肩甲棘 停止:上腕骨三角筋粗面 神経:腋窩神経C5-6 作用:肩関節の外転・屈曲・伸展 (基礎運動学第6版) 起始:鎖骨外側1/3、肩峰、肩甲棘 停止:上腕骨三角筋粗面 神経:腋窩神経C5

          三角筋(Deltoid muscle)