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テレビはプラスかマイナスか

寝ても寝ても眠い。ぐっすり眠ってスッキリ起きたいです。気温や湿度はいい感じなんだけどなあ。

今朝も娘は起きてきません。キッチンには飲み物の痕跡なし。深夜になにも飲んでいません。珍しい。昼間に起きて夜に寝たってことなのでしょうか。

昨日寝る前に「今日はテレビ見た?」と聞いたら「見たよ」と言っていました。

「たくさん?」

「少し」

テレビを見ていたということは起きていたということです。テレビが日中に起きている理由になったのでしょうか。なにもかも謎です。でも昼間に起きているならそれはそれでいいです。

そういえば大規模修繕の工事が続いているので日中はその音で眠れないのかも。そうかもしれません。

テレビはやや危険です。妄想のきっかけや謎の裏付けになったりしがちです。「テレビの中のヒトがこちらを見てる」とか「テレビのヒトが私の話をしている」という妄想はありがちです。なので、見せないというのはひとつの判断です。かなり長いことテレビを見せていませんでした。それがプラスだったのかマイナスだったのか。正直よくわかりません。

ここしばらくの状態はかつてないほどいいです。もちろん独り言は喋っていますしたまに叫んでもいます。それはそう。でも、暴力がありません。暴力だけでなく無意味な拒絶もありません。あと、身体が緊張して動けなくなるとか逆にチカラが入らなくてどうにも動けなくなるとか、そういうこともありません。わかりにくい変化としてどこにもたどり着かないやる気も湧き出ていません。

これらはビタミンDを多めに摂ってもらうようになってからの変化だと思っているのですが、医師に話しても「ああそう」ぐらいのチョー薄い反応しか返ってきません。いや、マジ違うんだって。毎日一緒に暮らしてる家族が感じる変化ってなんだかんだでけっこうすごいと思いますよ。

端的に言って「落ち着いている」状態です。こうなるとインプットというか本人ではない他者からの刺激にも耐えられるのではないかと思うのです。いや、無理に耐える必要はないのですが、自分以外がいない家の中で会話を求めて妄想の中の登場人物と対話するぐらいならテレビを見て「中の人が話しかけてきてる?」とか疑問を感じたほうがマシなんじゃないかと、本気でそう思っています。

今日は私が帰宅したら和室で寝ていました。声をかけようかと思っていたら自分から目を開けて「おあえい(おかえり)」と言っていました。

「ただいま。寝てた?」

「んであ(寝てた)」

テレビを見て疲れたから寝ている可能性もありそうです。あまりに眠そうだったので聞けませんでした。

その後、ハンバーグとカレーと味噌汁とワカメとキュウリの酢の物を用意してから声をかけました。

「ハンバーグカレー食べる?」

「たべう(食べる)」

とにかく眠そう。

「あのね、少しでいい」

「ご飯少なめにするね。味噌汁と酢の物、食べなくてもいいよ」

半分寝ている状態でハンバーグカレーを食べる娘。食べている最中に徐々に目が覚めてきたようです。

「ご飯、足す?」

「足す」

結局、普通盛りぐらいの量を食べてからクスリを飲みました。

「お風呂はいる?」

「はいる」

お風呂も入りました。

「アイス食べる?」

「食べる」

そのあと部屋に戻ってあっという間に寝ていました。

んー、テレビ見たか聞けなかったなあ。見たのかなあ。見たから疲れてるんじゃないかと思うんだよなあ。疲れるぐらいなら見なくていいよって言っておこうかなあ。それともテレビ見て疲れてぐっすり眠れるならそのほうがいいかなあ。

こういう時、正解が見えなくて迷います。

残念ながらこういう話はChatGPTに聞いても無駄です。医療や科学が答えを見つけていない問いに現状のAIは答えられません。AIは既に一部では人間の能力や技術を超えていますが、人間がこれまでに蓄積した知を超える判断を下すのはまだちょっと先の話になりそうです。人間よりよっぽど当てになりそうだから期待してるんだけどなあ。自分が生きているうちは無理かもな。

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