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2040年以降、日本は6都市以外には住めなくなるでしょう

未来予測で大事なのは未来そのものではない。予測を認識してどんな対策をするかだ。『「働き手不足1100万人」の衝撃 2040年の日本が直面する危機と“希望”』を読んで、日本の危機感の無さに啞然としました。
2040年には、日本の働き手が1100万人も不足するという予測が出ています。働き手が不足すると、生活を維持するためのサービスを受けられなくなります。
今のサービスを維持するには、「機械化・自動化」「ワーキッシュアウト」「シニアの小さな活動」「仕事におけるムダ改革」の4つの打開策を実施することが必須です。つまり、自動化を行うためにDX化を進めたり、仕事以外の活動を推進したり、定年退職後の方を仕事にとどめておく必要があります。
ただ、2040年には、埼玉、東京、千葉、神奈川、大阪、福岡以外の都市は、働き手が6割を切ってしまいます。6都市以外に住んでいる人たちは、生活を維持するためのサービスが不足している中で生活する必要があるのです。田舎以外は大丈夫だと思っていると、思わぬ不便を強いられてしまうでしょう。
生活を防衛するには、生活維持サービスが6割を切る都市から脱出するしかありません。日本は、衰退する地方都市や田舎を放棄して、限られた都市に集中する戦略的撤退を推進する必要があるでしょう。
 
#働き手不足1100万人の衝撃 #古屋星斗 #プレジデント社

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