前山 貴茂

アマゾン「ベスト500レビュアー」のサラリーマン書評家。 ビジネス書を10年で2,00…

前山 貴茂

アマゾン「ベスト500レビュアー」のサラリーマン書評家。 ビジネス書を10年で2,000冊、マンガ・ラノベを1,000冊/年読む読書家。 年収400万円でも40歳までに貯金3,000万円以上を実現。 高校をビリ大学をトップ九電工にトップ入社も出向しビリ社員。 「すぐ動く」が武器。

最近の記事

周囲からの評価が上がる話し方が学べます

頭がいい人の話し方では、「結論から」がすべてだ。『頭のいい人が話す前に考えていること』を読んで、「結論から」の本当の意味を知りました。「結論から」は、「相手が聞きたい話を最初に」だからです。 「頭のよさは他人が決める」が前提です。いくら教養を身につけていたとしても、相手に配慮しない言動を続けていれば、頭の悪い人というレッテルを貼られるだけでしょう。「他人の視点から考える」が頭のいい人の基本です。 一番偉いのは「最初に案を出す人」です。最初に案を出せば、必ず誰かに批判されます。

    • アホと戦う意味はありません

      アホとの戦いで大事なのは戦いそのものではない。アホを見極めることだ。『頭に来てもアホとは戦うな! 賢者の反撃編』を読んで、アホと戦うことの無意味さを思い知りました。 アホと戦うことに意味はあるのでしょうか。「アホと戦うことは何も生み出さず、ただ精神を消耗するだけだからだ」と、アホと戦うことは、消耗するだけで意味はありません。むしろ、アホからの干渉を避けることに注力する必要があります。 「アホは周りを貶めることで、自分に価値があると思い込もうとする」と、アホに対してはスルーする

      • 年齢を重ねるごとに、自分の老害レベルは上がっていきます

        老害で一つだけ留意して欲しいのは、40代以降は誰でも老害になる可能性があるということです。『「老害の人」にならないコツ』を読んで、「自分も老害になっているのでは」と感じました。「老害:他人の意見を聞かずに時代遅れの持論を周囲に押しつける高齢者」と、普段感じている「老害」のイメージとは違うのです。 「自分はまだまだ若いから大丈夫」は禁句です。老害は、年齢を重ねるごとに、レベルが上がっていくものです。年齢を重ねるごとに、社会の常識も変わっていくため、自分の常識を変えていかないと、

        • ビジネス書は人生のマニュアル

          人生では、ビジネス書がすべてだ。『人生で読んでおいた方がいいビジネス書75冊』を読んで、ビジネス書を活用することが、人生を豊かにすることがわかりました。ビジネス書は人生のマニュアルだからです。 ビジネス書は、あらゆる面から人生を指示してくれます。仕事術を読めば仕事の生産性が上がり、時間術を読めば自由な時間を捻出でき、お金の本を読めば老後を心配する必要がなくなるなど、利点が多いからです。 「どの業界で仕事をするかが、あなたの成長スピードを決めます」と、自分がどこにいるかによって

        周囲からの評価が上がる話し方が学べます

          民泊は、地方に行くほど難易度が上がります

          民泊では、不動産選びがすべてだ。『民泊1年生の教科書』を読んで、民泊が可能な不動産を探してみて、実感した言葉です。東京、大阪など、「転貸許可物件」専門の賃貸物件ポータルサイトで探せる地域ならいいのですが、地方都市だと大家さんから民泊OKの許可を得るまでが大変です。地方都市だと民泊に拒否反応を示し、家を貸してくれないからです。 民泊は、「日本にいながら、海外水準の物価で収入が得られる」稼げる案件です。民泊新法により、営業が180日と制限がつきますが、通常の宿泊許可と比べて簡単に

          民泊は、地方に行くほど難易度が上がります

          人生を豊かにするか、それとも仕事に埋没してしまう人生を選ぶのか

          読書では、ノイズがすべてだ。『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読んで、ノイズを遮断して仕事に注力するのではなく、ノイズを受け入れ豊かな人生を送る選択肢があることを教えてもらいました。なぜなら、仕事に注力しても、評価基準が曖昧のために、空回りしてしまい、正当な評価を受けるとは限らないからです。 なぜ、働いていると本が読めなくなるのか?それは、「現代の労働は、労働以外の時間を犠牲にすることで成立している」からです。仕事が忙しすぎて、本を読む時間がないのです。だからこそ、「

          人生を豊かにするか、それとも仕事に埋没してしまう人生を選ぶのか

          スモールビジネスの基本は、小さく始めることです。

          商売で大事なのは始め方や儲け方そのものではない。どんな戦略を駆使してビジネスを展開するかだ。『タピオカ屋はどこへいったのか? 商売の始め方と儲け方がわかるビジネスのカラクリ』を読んで、スモールビジネスの戦略を学ぶことができました。 タイトルの『タピオカ屋はどこへいったのか?』の答えは、「イニシャルコストを徹底的に抑えることで短期で利益を回収し、ブームが去ったらすぐに見切りを付けて撤退する」です。意図的に、ブームに乗り、低コストで参入と撤退を繰り返す戦略です。まぁ、本場の台湾で

          スモールビジネスの基本は、小さく始めることです。

          エネルギーを奪う業務を減らし、エネルギーが増える業務を増やすのが基本的な戦略です

          人生戦略では、「どの場所に陣取るか」がすべてだ。『どう生きる? 人生戦略としての「場所取り」の教科書』を読んで、自分がこれからどこに行ったらいいかがわかりました。自分の人生を主人公として生きていくには、ポジショニング戦略が必須です。 自分の人生の主人公になるには、どうすればいいのでしょうか?それは、「日本社会の特殊性を見極め、その枠組みからすこし距離を置くこと」です。なぜなら、日本社会は個人を束縛するために仕組まれているからです。 情報処理型の仕事を減らし、情報編集型の仕事を

          エネルギーを奪う業務を減らし、エネルギーが増える業務を増やすのが基本的な戦略です

          目標の設定の仕方から、成功者は決まります

          成功者になるために一つだけ留意して欲しいのは、普通のことはしないです。『13歳からの生き方の教科書』を読んで、成功者の生き方が学べました。「普通のことを考え、普通のことをしていたら、普通のことしかできない」と、成功者になるためには、普通のことをしてはダメなのです。 「小さい頃や若い頃に苦労して、踏まれて踏まれて大きくなった人間が将来大物になるんだぞ」と、理不尽が這い上がる力を育んでくれます。前山も、学校や会社で理不尽な状況に遭遇し続けましたが、今では自分の成長の礎だったと感じ

          目標の設定の仕方から、成功者は決まります

          会社は出世しなければ、「君の居場所はないよ」と言われながら40年しがみつく拷問場

          人生で大事なのは人生そのものではない。攻略不能と呼ばれた状況をどう攻略するかだ。『人生は攻略できる』を読んで、日本の厳しい現実に打ち負かされそうになります。それでも攻略方法はあります。 幸福な人生の土台として、「お金:金融資本」「仕事:人的資本」「愛情・友情:社会資本」の3つがあります。3つを土台として、積み上げいくことで、幸せな人生を送る可能性を上げることができます。逆を言えば、お金だけでも、仕事だけでも、愛情だけでもダメなのです。 3つの資産を積み上げていくことが人生を攻

          会社は出世しなければ、「君の居場所はないよ」と言われながら40年しがみつく拷問場

          欲望は、模倣によって自分に取り込まれます

          欲望では、模倣がすべてだ。『欲望の見つけ方 お金・恋愛・キャリア』を読んで、自分の欲望の起因がどこにあるのかがわかりました。欲望は、他人から感染するものだからです。 欲望は、模倣によって自分のモノになります。「人間は、真似ることを通して、ほかの人が欲しがるものと同じものを欲しがることを学ぶ」と、「他人のモノを欲しがる」のは、遺伝子レベルで埋め込まれた人間の本能です。 ただ、模倣によって欲望を汚染されると、幸福度が高い友情などの経験を主体とした濃い欲望ではなく、ブランドバッグな

          欲望は、模倣によって自分に取り込まれます

          少子化の原因は、未婚率上昇と晩婚化です

          少子化で一つだけ留意して欲しいのは、女性に少子化の責任を押し付けないことです。『少子化 女“性”たちの言葉なき主張』を読んで、女性の辿ってきた道がかなり困難であったことがわかりました。外から「成果がない」と否定しても、実際は80年かけて少しずつ変わっているのです。 少子化の原因は何でしょう。それは、女性が「お嫁さん」よりも「働くこと」を選んだ結果です。「不況→短卒一般職採用の減少→女性の四大進学率上昇→女性総合職採用の増加→勤続の長期化→年収・地位の向上」と、社会が女性に求め

          少子化の原因は、未婚率上昇と晩婚化です

          「自分のことよりも仲間が大事」それが億万長者です

          億万長者は、信頼がすべてだ。『となりの億万長者が17時になったらやっていること 大富豪が教える「一生困らない」お金のしくみ』を読んで、稼げる人は能力よりも信頼関係を大事にしていることを知りました。 なぜ、能力よりも信頼関係の方が大事なのでしょう。なぜなら、「信頼関係がないとコストがかかる」からです。商売をする場合、相手を信頼していないと、商品や相手を確認するための時間や費用がかかるからです。 億万長者と一般人との違いは何かと言えば、「選択肢をどれだけ持っているか」です。選択肢

          「自分のことよりも仲間が大事」それが億万長者です

          投資をするなら「割安小型成長株」

          個人投資で一つだけ留意して欲しいのは、「割安小型成長株を狙え」ということです。『わが投資術 市場は誰に微笑むか』を読んで、投資のあり方がわかりました。 「割安小型成長株」は、割安であることで株価が上がる可能性が高く、小型は大口投資家が目をつけないために購入しやすく、成長株ならさらに株価を上げる要因となるからです。プラスして「成長性がないと思われている業界やイメージの悪い業界」から探すのも手です。 逆に、投資銘柄として注目されるIPO銘柄は危険です。IPO銘柄は厚化粧の状態だか

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          たとえ「昭和の価値観」を憎んでいても、ビジネスマンとしては身につけるべきスキルです

          仕事で大事なのは仕事そのものではない。相手の立場に立って考える姿勢だ。『今こそ使える昭和の仕事術 ビジネスマン30年生の経験がたった3分で身につく』を読んで、他利的な昭和の仕事術を学びました。 「仕事の価値:あなたが決めるのではなく、相手が決めること」と、自分本位で仕事をしても、決して評価されることはありません。いくら仕事ができる人でも、評価される人と評価されない人とで別れるのは、それが理由です。 相手主体になるにはどうすればいいのでしょうか。それは、「主語を自分から相手に入

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          すべての問題は、経営ができていないことが原因です

          経営では、幸福を目的にすることがすべてだ。『世界は経営でできている』を読んで、幸福を追求するための手段として、経営を生かすことの大切さがわかりました。 経営とは、幸福を生み出すための手段です。会社の経営と違うのは、目的の違いだけです。「経営:価値創造=他者と自分を同時に幸せにすること」と、目的を妨げるモノを解消するための手段として経営を上手く活用できます。 不幸の代名詞として、貧乏があります。「貧乏:資源の収入と支出のバランスが崩れた状態」と、貧乏は決して収入が低い人のことで

          すべての問題は、経営ができていないことが原因です