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【ZOZOHEATとHEATTECHの比較】は元GU店員にはこう見える-肌をめぐる考察-

GUどうもこんにちは、勝手に「経営者ヅラ東大生」の清原です。

今回は、元GU店員で、ファストリ本社でもインターンしたことのある私が、もしZOZOのPR担当だったら、ZOZOHEATをどうPRするかを書いていきます。

そもそもZOZOHEATとは何かという方はこのZOZOのホームページをみてください。

この比較表から分かるように、ZOZOHEATはまさにユニクロのヒートテックと競合します。ヒートテックといえば、ユニクロの主力商品であり、セールの時期になると、数十個単位で買っていく方も珍しくなく、巨人に挑むようなものです。
ZOZOのPR担当としては、どうHEATTECHと違うのかをアピールしなければいけません。

ではZOZOはどこをどう打ち出せばいいのでしょう?
①価格、②暖かさ、③素材、④形、⑤サイズ展開の5つの比較箇所があります。ZOZOの比較表では①、②、③が取り上げられています。
では、過去にGUで働き、ファストリでインターンしていたからこそできる、比較をしていきたいと思います。
「△」はそんなに差がない、「◯」は差がある、「◎」はかなり差があるというようにしています。

①価格・・・△

通常時70円、セール時60円程度の差では正直あまりインパクトはありません。さらにユニクロの店舗では、奉仕価格といって1の位は切り捨てます。
また送料を考えると、ZOZOは送料が一律200円で、ユニクロは初回は送料無料であり、5000円以上でも送料無料です。なので送料を加味したら、1枚あたりの差額はさらに小さくなります。

②暖かさ・・・△

0.4℃と言われてもパッとくる人は少ないでしょう。なので、定性的に示してもらわない限り、あまり試してもらう動機にはなりにくいと思います。また、ユニクロにも極暖ヒートテックというものがあり、それとの比較データは載っていません。
また、ZOZOHEATの発売日に、TwitterなどでそのPRをするためのライブ中継があったのですが、そこのメインの出演者はZOZOHEATを着ているように見えませんでした。田端さん含む生中継の出演者全員が、薄着で、実はZOZOHEATを着ていて温度を測るぐらいの演出はあってもいいと思いました

③素材・・・◯

これはアピールになりそうです。合成繊維で作られているヒートテックには、確かに合わない人が一定数います。その層に対しては、ゾゾヒートコットンがまさに刺さります。ただしユニクロにもコットン100%のインナーはすでにあり、来年にでも保温性を高め、追随してくる可能性はあるでしょう。
また、普通のゾゾヒートにはウールが入っているので、そこもかなりアピールになるでしょう。ウールが入っているというだけで、自然な感じもするし、暖かい感じもするので。

④形・・・△

レディースのヒートテックにもバレエネックはあるので、単純比較では差はありません。ただし、オフショルのような形の服は、どうしてもずれてしまうので、「あなたサイズ」でずれなくなるのなら、かなりのアドバンテージを取れるでしょう。(GUで働いていた時、多くのオフショルがハンガーからずれ落ちていたので、ずれやすいんだろうなと勝手に思ってます。)

⑤サイズ展開・・・◎

私はまさにここがアピールポイントだと思います。1000サイズ以上というのは、ユニクロレベルの企業規模になると決して維持できないSKU数なので、これはまさにZOZOの強みだと思います。
ZOZOはこれを『「あなたサイズ」で暖かい吸湿発熱インナー「ZOZOHEAT」、「ZOZOHEAT COTTON」を本日より販売開始』とアピールしています。しかし、私は、もう少し違うアプローチがあるのではないかと思いました。

あなたサイズということは、サイズがピッタリということであり、ということは、もはや服というよりも肌や、皮膚をもう一枚身にまとう感覚に近いと考え、衣服という上からのアプローチより、肌や皮膚といった下からのアプローチをします。
「あなたサイズ」というものを究極的に追求していったら、それはもはや「自分の肌」なのではないかという考えたわけです。
衣服というジャンルでヒートテックと競合させるというよりも、ヒートテックは衣服だけど、僕らは衣服じゃなくて肌をもう一つまとう感覚だよと。
とすると、
・肌感覚インナー
・皮膚一体型インナー
・肌より暖かい肌着
・肌をアップデートする肌着
・肌を包み込む肌着
・重ね着肌インナー
・肌の次に着る肌着
・第2の肌を着る
・肌サイズインナー
・インナーの下に着るインナー

のような「洋服の最下層であること」、「裸の状態から最初に着る服であること」を印象付ける言葉を入れると思います。
場合によっては、ヒートテックの下に着てもらうようなPRの仕方もありかなとも思います。

以上、自分の視点から見えたことをまとめてみました。
色々と語りましたがとりあえず、ZOZOHEATが届くのが楽しみです。それでは。

次回着てみた感想を書きたいと思います!

清原@Takashi0Zo)

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