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心からSDGs

「pineapple princess」という曲が好きです。
僕のかわいいパイナップルプリンセスちゃん、イェイイェイみたいな曲。



ダイビングのライセンスを取りに沖縄に行きました。



久しぶりの沖縄。
それはそれは楽しくて、講習以外も日の出から日の入りまでいろんな海をハシゴしてきました。



海に沈んでいく太陽を海の中から見るって。自分も地球の一部になれたような、広くてでっかい人間になれたような、静かで、贅沢で、パワフルな時間。


さて、ダイビングをした日は飛行機には乗れない決まりになっていて(気圧とかの問題)、最終日はどうしようかなぁと思っていたところ、ダイビングの先生に「せいふぁーうたきは?」とオススメしてもらったので行ってきました!という話がしたいです今回は。気づけば4ヶ月ぶり。





最初は「え?え、何?」ですね。一言も聞き取れない。絶対想像できない配列やん。ちなみにひらがなを入力するとちゃんと変換されます「斎場御嶽」


斎場御嶽(せいふぁーうたき)!



御嶽(うたき)という言葉自体初めて知った無知めな私ですが、「戦前まで男子禁制の場所だったんだよ」と聞いて、そんな神話の世界みたいなのが最近まで!?と俄然興味が湧きました。



御嶽は国の安泰や豊作を祈る場所で、その中でも最高ランクだったのが斎場御嶽とのこと。
「祈りの場」「聖域」ググっても私に理解できたのはそれくらいのものです。(未だ変わらず)



しかしだ。
実際に使われていた(いる?)場所を前にすると、感じること、考えることが山ほどあるんだ。



見所となっている祈りを捧げていたという場所はどれも、壁のような岩の前。”祈る“というと神様や仏様やご先祖様や、なにか目の前に対象があるものと思っていた私には中々の衝撃。立ちはだかる岩肌を前に祈る気持ちはどんなものだろう。何を見ていたのか。自分を見るのか。精神力が並じゃない。


そして、生い茂った緑の隙間から射す陽の光も、色や形や得体の知れない植物も、先導してくれるように飛んでいる蝶たちも、全ての生のエネルギーがものすごかった。



生きよう。
自分の命を、地球を、これから先も続けよう。
と心から思った。



私には正直、未来に何かを繋いでいく必要性やイメージが全然湧いていなかった。



でも。何百年も前から人々が祈っていた土地、何百年も前から命を繋いでいる植物、それらのエネルギーに触れて、イメージがなくとも繋いでいく必要性、繋いでいきたいという気持ちをもらった。



そして、祈りは生きることだと思った。
ここで祈った人たちは、幸せになりたい、世の中を良くしたいと思って日々祈っていたはず。それはつまりこれからも生きていくことを考えていて、死のうと思う人は祈りなんかしない。祈る人は、その瞬間満たされてはいないかもしれないし、苦しんでいるかもしれないけど、それでも生きる希望を持っている。






この通り、斎場御嶽、めちゃくちゃ興奮。



帰りはバス停がわからず、聞いてもみんな違うことを言うし(笑)右往左往走り回って、結局走っているバスに手を振って乗せてもらいました。
みんな優しくて、沖縄本当にありがとう。



いやさ、レンタカー6万って借りられないよね。
でも、おかげで最後まで人の優しさに触れることができたから、もはやレンタカーも6万でありがとうだよね。


全てを肯定できそうです沖縄。
あー好き!


虫、めっちゃ食べるの上手い