地球みたいな人
共演した子供が「月がきれー!」と喜んでいました。
「え、どこ?」と聞くと「光ってる丸いやつ!」と教えてくれました。
なるほど。
「太陽じゃないかな?」と言っておきました。
ただまあ子供からしたら月だって太陽だってどっちでも良いよね。明るいうちにも月は出てるしね。
そんな事を思っていたら、
あれ、そもそもなんで月は形が変わるのに、太陽はいつでも丸いんだ?
というたぶん基礎中の基礎に立ち返りました。
中2で理科を諦めた人の現実。
太陽は同じところで光り続けるけど、月は地球の周りを回るから太陽の光の当たる場所が変わって満ち欠けのように形が変わって見える、と。そんな感じのことが書いてありました。
ていうか地球も回るのに月も回って、なんなら月は回る地球にくっついて回ってるって、だいぶ曲芸。
そして地球は太陽の周りを1年かけて回り、月は地球の周りを1ヶ月で回るんですね。
何も知らなすぎてもはや満面の笑み。
あぁだから四季があるのか!というとそれもまた違うみたいで、ここが私の限界だと思うのでもうやめます。
人間のタイプを太陽と月に例えたりしますね。
今回の諸々を知って、今まで抱いていた印象がちょっと変わる気がしました。
明るく快活なイメージだった太陽は、たしかに猛烈に明るいしパワフルだけど、いつも変わらず周りを照らす、何があってもブレない存在。もしかしたら、孤独かもしれないなぁ。なんて。
そして静かで控えめだった月は、どんな状況も受け入れて適応できる、意外とタフな存在なのかもしれない。
いつ使うのかわからない分類だけど。
なんならこれまで人を太陽と月に分類したこともないんだけど。
「地球」という選択肢がないのが面白いなぁと思います。この太陽と月の分類は、地球視点なんだろうか。動物占いに「人間」がいないようなもので。
月に生命体がいるとしたら「あなた地球っぽいよね〜」とか言われてる奴がいるのかな。