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【マラソン日記】 #6 東京マラソン 2022.03.06

先週末は東京マラソンでした。この状況下で密を避ける円滑な運用をしてくださった運営事務局とボランティアのみなさまに感謝あるばかりです。「マラソン日記」はPV数が伸びないコンテンツなので(ミードの本のレビューよりひどかったりします。笑)、ほぼほぼ将来の自分だけが読者と割り切って振り返ります!

まずは数値の振り返り

タイムは3時間55分25秒でした。当日の都内の気象コンディションは、快晴でやや強い風、最低気温4度で最高気温14度でした。練習量も含めて絶好と言って良い状況でしたので、言い訳できない環境でした。以下に、前走時との5km毎のラップ比較を記載します。

00km-05km 29:04 (27:28)
05km-10km 26:58 (26:47)
10km-15km 26:37 (27:03)
15km-20km 27:03 (27:01)
20km-25km 26:51 (26:58)
25km-30km 27:50 (27:29)
30km-35km 28:27 (29:16)
35km-40km 29:33 (29:36)
40km-Goal 13:02 (15:05)
(括弧内は前回新横浜鶴見川マラソン大会(2020年)時のラップ)

走った後の第一感としては、前回の鶴見川の時よりも後半のバテ感が半端なかったという印象だったのですが、5キロ以降は驚くほど同じようなラップで推移していることがわかります。研究だけではなく、運動においても定量的に見るってほんと大事ですよね(笑)。

スタート前は5分30秒/kmでフルを走り切ることを目指していたので、正直不本意な結果です。まずかった点を中心に振り返り、次回どうすべきかを書いていきます。

①GPSに頼らず目視でラップタイムを確認せよ!

まず最初の大きな失敗は、GarminのGPSの不調でした。。そもそも、「メジャー大会だと10分以上スタートゲートをくぐるまで待たされる」という京都と横浜での経験則があったので号砲が鳴った後も悠長に構えていたのが誤りでした。想定よりも早くスタートできたため、GPSを把捉する動作をするためのボタン押下が遅れたのが敗因です。次回は、遅くとも号砲が鳴ったらボタンを押す、という基本動作をしましょう、将来の私。

今回さらに悪かったのは、GPSを捉えるまでの間は、ペースの表示が結果的には狂っていたことです。手元では5分30秒/kmペースなのに周りのランナーにどんどん抜かれるので、「3時間45分切りを狙っている人たちなのかな」と思っていたら、私のGarminがGPSを正しく捉えていないからで、実際には6分/kmペースで走っていました。これに気づいた時のショック感は相当なもので、そのうち悪夢に出てきそうです。

今後の教訓として、GPSを把捉するボタンを押した後でも、最初の数キロは、手元の時計で1キロ毎にペースを確認し、Garminのペース表示は確認作業として見る程度にすることにします。

②攣らないように5km毎にスポドリを摂取せよ!

マラソン数日前に知人とLINEしていて、スポドリの重要性を改めて説かれました。そのため今回は5km毎にスポドリが置かれていたので、一回を除いて全て歩きながら飲みました。そのために、レース中に攣ることはありませんでした(攣りそうと感じる違和感は何度かありましたが)。

一回取り損ねたときは、持参していたポカリのゼリー状のものを飲んで対応しました。今後も、ゼリータイプのスポーツ飲料を持参しつつ、安定のmag-onを四つ持参して臨むようにします。

尚、走り終わった後に攣りそうになったので漢方を服用しました。だいぶ持ち堪えたものの、左足の靴を脱ぐ際に攣りました。。これまでのマラソン後よりは回復が非常に早かったので、漢方薬は、完璧ではないものの良いソリューションと言えそうです。

③後半型へ移行せよ!

30km手前からのばて感はこれまでと変化がなく、進歩がないことが確認できました。鶴見川の時よりも一ヶ月間長く月間100キロ走破したにも関わらず進展が見られなかったのはショックです。

となると、練習の質の問題か、当日のペース配分の問題が考えられます。まず、練習の質についてですが、今回も二週間前からクールダウンにしており、レースの六日前の7km走を最後にしました。これがよくなかったのかもです。小出義雄氏の書籍を読み返すと、筋疲労を取るために休みすぎると筋力低下を招いてレース中に足を攣る可能性があるとの言及があり、三日前程度にもう一回入れておくべきだったかもしれません。

ペース配分は、後半型へ本格的にシフトしてみようと思います。最初の5キロは5分40秒/kmで入り、5-10〜25-30キロは5分35秒/km、30キロ以降に5分30秒/kmへ上げる、という感じでしょうか。これなら、30キロ以降にペースアップできなくても、バテなければサブフォーは守れます。

④筋肉痛は二日間は続くと心得よ。

これは遠征の場合の備忘です。翌日は、脚全体が筋肉痛になり、特に下り坂や階段は激痛のため、山登りやハイキングは厳禁です。二日目もまだだいぶ痛いですが、下り坂があまりなければ平行移動の歩行ならなんとかなるかもしれません。

三日目からあまり気にならなくなり、五日目でほぼ全快になりました。今回の場合は、左脚の膝周りの筋肉は六日目まで少し痛みが残った感じです。

次走に向けての助言

予定通りに開催されたら、次走は知人と同走する初めてのケースになります。5分20秒/kmまでは許容範囲ですが、それ以上に速くなる場合は自重する勇気を持つようにしましょう。

また、気温が高い場合には、具体的には20度を大きく超える場合には、自己ベスト更新はあきらめ、サブフォーを死守する(約5分35秒/km)ペースで終始守るようにしましょう。


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