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【note記事まとめ】キャリアについて書き綴ってきたこと。

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キャリアに関する論文や書籍についての感想を記したnote記事のまとめです。
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記事一覧

【論文レビュー】インドネシアでのキャリア・アダプタビリティ尺度研究:Sulistiani e…

Savickas & Porfeli (2012)の国際版キャリア・アダプタビリティ尺度は、インドネシアの現地語…

【論文レビュー】イランでのキャリア・アダプタビリティ尺度研究:McKenna et al. (2…

イランでもSavickas & Porfeli(2012)のキャリア・アダプタビリティ尺度が翻訳されています。…

【論文レビュー】フィリピンでのキャリア・アダプタビリティ尺度研究:Tolentino et a…

Savickas & Porfeli(2012)の国際版の尺度開発に関わっていない国として、フィリピンでもキャ…

【論文レビュー】キャリア・アダプタビリティとキャリア決定自己効力感:Stead & Hurt…

キャリア決定自己効力感(Career Decision Self-Efficacy)という概念があります。これは、バ…

【論文レビュー】トルコでのキャリア・アダプタビリティ尺度研究:Buyukgoze-Kavas(2…

Savickas & Porfeli (2012)の国際版のキャリア・アダプタビリティ尺度開発に参加しなかった国…

【論文レビュー】キャリア論の「第4世代」サステナブルキャリアとは何か?:石山(20…

石山恒貴先生のサステナブルキャリアに関する論文、大変興味深く拝読しました。学びになるとと…

【論文レビュー】韓国でのキャリア・アダプタビリティ尺度研究:Tak (2012)

国際版のキャリア・アダプタビリティ尺度開発研究には韓国の研究者の方も参加されています。本研究では、韓国の278名の大学生を対象とした調査(平均年齢21.6歳)を行い、尺度の検証を行っています。 記述統計4つの下位尺度および24設問の記述統計を見てみます。スコアは中華圏や南北アメリカ大陸と比べるとやや低めという印象で、天井効果や床効果は特に問題がなさそうです。 クロンバックのαも出してくれていて、4つの下位尺度および24設問全体についても良好な値であることがわかります。

【論文レビュー】南アフリカ共和国でのキャリア・アダプタビリティ尺度研究:Maree (…

Savickas & Porfeli(2012)のキャリア・アダプタビリティ尺度開発研究に参加した13か国の中に…

【学びメモ】「何をいまさらとはいえない、”人”から始める組織の成長」:花田先生・…

二十歳で学部ゼミに入ってから師事している花田光世先生と、三十歳から私淑してきた石山恒貴先…

【論文レビュー】アイスランドでのキャリア・アダプタビリティ尺度研究:Vilhjálmsd…

キャリア・アダプタビリティ尺度開発に携わった13か国・地域としてアイスランドも参加していま…

【論文レビュー】ポルトガルでのキャリア・アダプタビリティ尺度研究:Duarte et al.…

本論文は、ポルトガルでのキャリア・アダプタビリティ尺度に関する実証研究の結果に関するもの…

【論文レビュー】ベルギーでのキャリア・アダプタビリティ尺度研究:Dries et al.(20…

キャリア・アダプタビリティ尺度はベルギーでも検証されています。ベルギーでの調査対象は高校…

【論文レビュー】オランダでのキャリア・アダプタビリティ尺度研究:van Vianen et al…

Savickas & Porfeliのキャリア・アダプタビリティ尺度のオランダ版は、大学生を対象とした調査…

【論文レビュー】イタリアでのキャリア・アダプタビリティ尺度研究:Soresi et al.(2012)

本論文は、Savickas & Porfeliが開発したキャリア・アダプタビリティ尺度をイタリアで検証したものです。ここまでいくつかの国・地域での検証結果を見ましたが、ここまでで一番フィット感があるきれいな結果となっているように感じます。 記述統計収まりが良い感じと書いたのは以下の記述統計を見ての印象です。 天井効果・床効果が懸念される設問は特にありません。また、四つの下位因子ともにクロンバックのアルファも問題ない内容です。4因子構造・24設問での確認的因子分析を行った上