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個性という名の無個性

本当に個性的なヤツは個性なんか意識もして無ければ、眼中にすら無いもんで。

動きとしての個性をあえて消してからでも湧き出てしまう個性こそが真にその人の個の性であり特性。  

「個性を大切に」なんて、教える立場であるダンサーやインストラクターがそれらしく口に出して言えば、それはある種の逃げ道にもなる。

個性を尊重するなんて、言うまでも無いレベルで大切な事。
かといって何でもかんでも個性で片付けて良いわけでは無い。
同じ事を反復的にやりまくって、それでも滲みでる特徴こそが真の個性。
そこを見極めて言わずもがな引き上げるのが理想。

なんとなく発した「個性」という言葉に逃げてないか、今一度自分にも問うてみる。  


わざわざ言葉にして「個性、個性」言うてるやつほど個性無かったりするもんですよね。

個性、多様性の暴走に
自分を見失わない事


Written in 2020

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