小林孝延(編集者・作家)

元雑誌「天然生活」「ESSE」編集長。『ハニオ日記』石田ゆり子著など編集。著書「妻が余…

小林孝延(編集者・作家)

元雑誌「天然生活」「ESSE」編集長。『ハニオ日記』石田ゆり子著など編集。著書「妻が余命宣告されたとき、僕は保護犬を飼うことにした」(風鳴舎)。連載「とーさんの保護犬日記」(朝日新聞SIPPO)「犬と猫と僕(人間)の徒然なる日常」(福井新聞fu)他

最近の記事

とうとう出版社を退職しました④

いっこうに思い出話から前にすすまない退職シリーズ、奇しくもこのタイミングで昔の編集部の仲間たちと話す機会もあったりして、いろいろと記憶が甦りすぎて、あれもこれも書きたいことが溢れてきていますが、ちょっとそれはまた別の機会までひとまず取っておくことにして、先へ進むのです 転職の誘いを受けても定まらない気持ち そのようなわけで今後、今の環境のままやりたいことのすべてを出しきれないフラストレーションを抱えて従順に会社の方針に合わせていくのか、満足できる仕事を求めて新しい場所を探

    • とうとう出版社を退職しました③

      はじめてnoteを使ってみて思ったのだけど、このコミュニティには編集者とかライターという人たちが思いの外多いのだね。そして、さすが運営会社のトップが元編集者のせいか、めちゃくちゃ使いやすくて驚いた。書きやすい。ずーっと書いてられる。気がつくと深夜とかになってる(危険)。なのでどんどんテーマからそれて長文になっていく傾向があるので注意していきます。はい。 出版海への航海は凪から大嵐へ というわけで、4人で出版という海へ航海に出たわが会社(ほんとに船みたいな名前だったからお店

      • とうとう出版社を退職しました②

        はじめてのnote投稿、あまり読んでもらえないかなあと不安だったのですが、なんと思いがけずたくさんの方の元に届いたようで驚きました。そしておかげでめちゃくちゃモチベーションが上がっています。読んで反応してくださった皆さん本当にありがとうございます。やりたいこともあって、やるべきこともあって、そしてもちろん自信もあって独立したわけではありますが、人間どうしても不安になります。とくに僕のようにひとりでだれにも相談できるような環境ではない人間にとっては、こうした場所での反応は心強く

        • とうとう出版社を退職しました①

          ううっ・・登録してから9年目にしてはじめて書くことにしたnote。なのにいきなりめちゃくちゃ重いテーマで怯んでいる・・ が、しかしこの話を書かないことには一歩も前に進めないので、まずは自身のことをさらりと紹介しつつ、なぜこのnoteをはじめたのか、そしてまた出版社を退職したのか、などについて自分の頭を整理する意味も兼ねてぶっ飛ばして書いていきたい。 自己紹介 インスタグラムからここに飛んできてくれてる人にとっては今さらという感じかもしれないが、私、つい先月までとある出版社

        とうとう出版社を退職しました④