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大分からの1番特急電車は福岡近郊の通勤特急だったー


 小倉駅からは、通勤時に走る特急ソニックに
乗車した。
ここを走るのは、かつて
「ワンダーランドエクスプレス」と呼ばれた
特急電車、883系という車両です。


自由席主体の編成

 編成は7両中6両が自由席という特急電車です。


小倉の時点では、早朝ということもあり
お客さんは少なく好きな座席を
選ぶことができた。


次は戸畑。
戸畑というと若戸大橋で有名で、
若松線の若松まで1本の橋で結ばれているほか
渡船でも結ばれている。

 黒崎では筑豊電鉄の路面電車が走っているのが
よく見える。

 折尾では福北ゆたか線との乗り換え駅で
以前は立体交差していたものの大きく
改造された。


 筑豊本線は分断され若松線として
折尾~若松間はピストン運転されている。
折尾ではかなり乗ってくる。
座席は8割くらい埋まったようだ。

福北の交通機関

 福岡ー北九州の往来は、ライバルとなる
交通機関が多くある。
高速バス・新幹線・そして、JR在来線の
3つ巴である。


 北九州の中心地の小倉から福岡間なら新幹線が
選ばれることが多いようである。
やはり、所要時間の短さである。
16分程というのは圧倒的な速さ。

 高速バスも値段の安さからこの凄い本数を
運転している。
これは、福岡の博多周辺でなく天神周辺の
需要を取り込んでいるようである。

 また、北九州でも様々な行先で到津や砂津を
発着としている。
そのように多様な発着地で対抗している。

 JR九州の在来線は、朝夕の通勤需要に
こたえている。
小倉からの乗車は少なかったものの
折尾・黒崎・赤間といった北九州よりも
やや福岡寄りでの需要が大きかった。

 日中は、日豊本線沿線と福岡を結ぶ需要が
多くあるようである。


青いソニック号のデッキの装飾。とても、豪華。

 このように、高速バスとJRはライバル関係が
多いが高速バスの点と点を結ぶのに対し、
JRは線でつないでいて始発と終点が
たまたま高速バスと同じ場合があり
その需要もできれば取り込みたい
ということなんだろうと感じた。

比較表

自由席利用で、1910円が九州ネットきっぷなら440円引きですね。
1470円はとても、リーズナブル。


新幹線の自由席は、2160円ですね。


バスは96往復も走っている!
お値段は、最安。

さあ、福岡都心を目指す

 ここから北九州と福岡の都市圏の境目の
住宅密集地から離れる区間となる。
赤間でも僅かながら通勤客が乗ってくる。

次の福間からも乗ってきてデッキ部には
立客もちらほらみられる。
ここからは完全な福岡都市圏に入り駅も多くなる。

香椎付近から西鉄宮地嶽線と平行する。
なお、香椎は特急が止まらない駅に
格下げになっている。
西戸崎と宇美方面と乗換駅である。

 博多の隣の吉塚に停車する。
ここは福岡の都心側の駅で官公関係の
通勤客が多いようである。
そして、博多駅で終点を迎えて
ミニトリップはジ・エンド。


まとめ


・福北を結ぶJR九州の列車はネットで買うとかなり安い
・ソニック2号は立客が福間ー吉塚間ででた
・JR九州のネットで買う切符は原則、チケットレスでない
(駅で、紙の切符にする必要がある)
・これだけ、自由席が多いと車内改札が大変そうー
・本州のJRに慣れていると、ちょっと古臭い感じがする


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