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読書感想文:ブラック企業〜日本を食いつぶす妖怪/今野晴貴

ブラック企業〜日本を食いつぶす妖怪 今野晴貴 著

本棚もどうにかせんといかんと思って片付けてたら出てきた。
出版年は2012、その頃には既にブラック企業という単語は人口に膾炙していた。
副題は外連味が強くて気に入らなかったが、問題そのものには興味関心があったんだな。

今調べてみたら、ブラック企業という単語が使われ出したのは2001年匿名掲示板での使用からで、そこから徐々に一般へ広まっていったとある。
この本ではIT企業の「35歳定年」と言われた実情を取り扱っている。
この本や当時の類書で、ブラック企業という言葉は一気に広まったように記憶している。

これの出版後、2015年の電通過労死事件で、ブラック企業問題が一気に世間に大きく晒されたような気がする。

この本は、一企業の体質とかではなく、社会問題としていわゆる「ブラック企業」の問題を取り扱っているところが良かった。

(実際に読んだのは2012、メモを書いたのは2021、十年近い開きがある)



「今野晴貴」氏タグがあるようだったので、クリックしてみたら、「堀之内出版」さんのページが引っ掛かった。

追報になるのだろうから載せておく。


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