多汗症に悩んだ人

20年間悩んだ全身性多汗症(ワキ汗・背中汗・お腹汗・頭汗・腕汗の滝汗)を克服した体験談…

多汗症に悩んだ人

20年間悩んだ全身性多汗症(ワキ汗・背中汗・お腹汗・頭汗・腕汗の滝汗)を克服した体験談をお話させて頂いています。 全身性多汗症の情報は曖昧なものや嘘が多く、私も散々振り回されたので、絶対に嘘はつかないということを心に決めて、お話させて頂きました。

最近の記事

全身性多汗症を克服して数年経った現状

私が全身性多汗症を克服して数年が経ちました。 その間、全身性多汗症の症状は出ていません。 そして、私はあることを実行することで全身性多汗症を克服したのですが、 今では、そのあることを実行しなくても多汗症の症状は出なくなりました。 多汗症には、色々な種類があり、中には遺伝子レベルでの多汗症もあるとは思いますが、私のように完全に克服できる多汗症もあります。 多汗症は、完全に克服したことのある人が少ないために、研究がされていないのだと思います。 私も、20年間散々調べました

    • 全身性多汗症は体質が関係する

      全身性多汗症は、実際には多くの種類があると思われます。 全身に汗をかくという現象は同じでも原因の違いが多くあるということです。 私が完全に克服した全身性多汗症は、体質に関係する全身性多汗症でした。 私の体質は、色白でやせ型、皮膚が弱いなどです。 私の体質に似た方で、全身性多汗症が何をやっても治らない方は、私の克服方法を試す価値はあります。 私が全身性多汗症を克服した経緯や方法はこちらで書かせて頂いています。 ※有料記事ですみません。ですが、覚悟のある方にとっては救いに

      • 汗を気にしないで済む生活は素晴らしい

        私は20年間全身性多汗症に悩んでいましたが、その間冗談抜きで、一日の半分は汗のことを考えていたので、計10年間くらいは、汗のことを考えていたことになります。 なんと無駄なことか。 そして、どれだけのことを犠牲にしてきたことか。 思い返すと後悔しかありません。 ですが、幸いなことに、私は一生ではなく20年で済みました。 色々ありましたが、今は汗のことをまったく気にすることなく生活が出来ています。 汗に困ったことのない人にとっては、こっちが日常なのですが、多汗症に悩んだ

        • 毎日汗のかき方は違っている

          私は20年間全身性多汗症に悩んでいましたが、その頃は毎日大量に汗をかいていたため、汗のかき方は同じだと思っていました。 ですが、全身性多汗症を完全に克服した今では、毎日汗のかき方が違っていることに気が付きます。 汗のかく部分、汗をかく温度、汗をかく量など。 実はここに全身性多汗症を克服したヒントが隠されていました。 おそらく、多汗症に悩んでいる方も毎日汗のかき方は違うはずです。 汗を沢山かく時にはたくさんかく理由があります。 そして、汗をかかない時には汗をかかない

        全身性多汗症を克服して数年経った現状

          汗のかき方には、色々な種類がある

          私は20年間全身性多汗症に悩み、完全に克服した経験から、汗のかき方には知られているよりも本当にたくさんの種類や機能があることに気が付きました。 一般的には、精神性発汗・味覚性発汗・温熱性発汗の3種類が有名です。 ですが、だれも研究していないだけで、本当はもっともっとたくさんの汗のかき方があります。 また、逆に汗をかかない条件や状況というのも、たくさんあります。 ですから、医学的に原因のわからない原発性多汗症に関しては、本当は汗の機能の異常ではなくて、汗をかく機能が正常

          汗のかき方には、色々な種類がある

          私が考える発汗機能の異常とは?~多汗症には自律神経の異常がある場合とない場合があるのではないかという考察~

          多汗症は、病名がついているので西洋医学的には何かしらの異常があると捉えています。 そして、西洋医学的に原因がわかる多汗症を続発性多汗症といい、この続発性多汗症は、自律神経の異常により、発汗機能が亢進した状態だと私は考えています。 一方で、原因が西洋医学的にわからない多汗症を原発性多汗症といい、この多汗症に関しては、自律神経にも発汗機能にも異常がないのではないかと私は考えています。 続発性多汗症に関しては、西洋医学的に異常がわかり、多くの場合原因となっているその他の病気は

          私が考える発汗機能の異常とは?~多汗症には自律神経の異常がある場合とない場合があるのではないかという考察~

          多汗症は色々なものを諦めなければいけない

          私は20年間全身性多汗症に悩みました。 その間私は色々なものを諦めてきました。 多くは人との交流です。 そして、汗をかいてしまう場所や機会です。 他の人が汗をかいていない状況で自分だけ衣服がびしょびしょになる状況はものすごく恥ずかしいですし、みじめですし、他人に心配もされます。 ですから、私は人と交流する場所や機会をことごとく諦めてきました。 多汗症というのは、深刻な病気であると社会に認識されていないため、苦しみも理解されないですし、また他の病気に比べて軽視されて

          多汗症は色々なものを諦めなければいけない

          多汗症は恥ずかしがっていい

          多汗症というのは、汗をかく部分によって、人に隠せなかったりします。 私は、頭を含めた上半身全体だったので、人に隠すことができないこともありました。 そして、その時は猛烈に恥ずかしく、自分の体が汚いようなそんなイメージで、すぐにどこかに逃げたくなっていました。 多汗症というのは、たかが汗と思われる方も多いですが、このようにとても恥ずかしさを感じる症状です。 ですが、原因不明の原発性多汗症の場合は、現代医学では根本的な対処法がなく、多汗症に悩んでいる人はあふれ出る汗の前に

          多汗症は恥ずかしがっていい

          代償性発汗こそ自律神経の異常

          代償性発汗というのは、手掌多汗症の手術を受けた後に起こる副作用だと言われています。 私は代償性発汗は、手術によって起こった自律神経の異常だと思います。 ですが、元々の手掌多汗症は本当に自律神経の異常なのか?と疑っています。 もしも、手掌多汗症が自律神経の異常なのだとしたら、手術の前にその異常を検知できると思うのです。 そして、的確に検知できるのだとしたら、その部分だけを手術すれば、代償性発汗は起こらないのではないかと思います。 ですが、代償性発汗が起こっていることか

          代償性発汗こそ自律神経の異常

          滝汗でシャツが濡れる感触は今思い出しても嫌

          私が全身性多汗症だった頃、一日にシャツを何枚も変える必要がありました。 滝汗が出てきた感覚、そしてシャツが汗で濡れていく感触は今思い出しても嫌で嫌でしょうがありません。 それが20年間でほぼ毎日複数回だったので、いままで1万回以上はその感覚を味わったことになります。 思い返すと地獄ですね。 私が全身性多汗症を克服した経緯や方法はこちらで書かせて頂いています。 ※有料記事ですみません。ですが、覚悟のある方にとっては救いになる記事ですので、よろしければお読みください。 ↓

          滝汗でシャツが濡れる感触は今思い出しても嫌

          汗の機能異常は命に関わるのに多汗症で死んだ人がいない謎

          汗の機能というのは、生命の維持に大きくかかわっています。 ですから、無汗症の方は熱中症にならないために多大な注意が必要です。 では、逆に多汗症の人はどうなのでしょうか? 私の知る限り、多汗症が命に関わる病気だという情報は聞いたことがありません。 ですから、医療でも長年軽視されてきたわけです(最近では変わりつつあります)。 このことに関して、私は長年疑問に思っています。 多汗症というのは、汗が多くでてしまう症状です。 汗は水分です。 そして、水分が足りなくなると

          汗の機能異常は命に関わるのに多汗症で死んだ人がいない謎

          真夏で尋常じゃないくらい滝汗をかいていたのに熱中症になったことがなかった全身性多汗症だった私

          私は全身性多汗症で、冬でもシャツがびっしょり濡れてしまうほどの汗をかいていました。 そして、真夏に外にでようものなら、ものの数分でシャツがびしょ濡れになり、これを一日に何回も繰り返しました。 ですが、多汗症であった20年間一度も脱水症状や熱中症になったことがなかったのです。 これは今では理由がわかりますが、当時は不思議でしょうがありませんでした。 私が全身性多汗症を克服した経緯や方法はこちらで書かせて頂いています。 ※有料記事ですみません。ですが、覚悟のある方にとって

          真夏で尋常じゃないくらい滝汗をかいていたのに熱中症になったことがなかった全身性多汗症だった私

          多汗症の人は対人恐怖症(社会不安障害)やうつ病になりやすい

          私は20年間多汗症に悩んできましたが、その間対人恐怖症(社会不安障害)やうつ病、パニック障害と診断されてきました。 当時の私は一時期、精神的に弱く、精神的な病気だから多汗症であると思っていました。 ですが、それは違うと今は明確に言うことができます。 問題なのは多汗症の方です。 多汗症というのは、周りの理解と本人の苦痛の度合いがかなり乖離している症状です。 周りの人は、たかが汗と思っています(医療者も)。 ですが、本人的には本当に生き地獄なのです。 ですから、毎日

          多汗症の人は対人恐怖症(社会不安障害)やうつ病になりやすい

          多汗症にマインドフルネス(瞑想)が全く効果がなかった話

          私は20年間全身性多汗症に悩んでいましたが、その間に様々なことを試しました。 その中に、当時はやっていたマインドフルネス(瞑想)がありました。 瞑想は、二つの流派の方に習い、一時期は結構がっつりやっていましたが、私の多汗症には全く効果がありませんでした。 いくら精神を落ち着けたって、止まらない滝汗。 今ならわかりますが、精神性発汗は多少汗は多くかきますが、多汗症の滝汗とは全く違います。 瞑想はおそらく精神性発汗を減少させる効果はあると思います。 ですが、私の全身性

          多汗症にマインドフルネス(瞑想)が全く効果がなかった話

          多汗症の原因は心の問題なのか?

          多汗症の原因を調べていると、たまに、多汗症の原因として心の問題があげられます。 ですが、私は多汗症の原因は心の問題ではないと考えています。 確かに多汗症の人でうつ病や社会不安障害などの精神疾患の方は多いと思います。 ですが、これは順番が逆で、多汗症による様々なストレスによって精神疾患になっていると思われます。 現に私は過去にうつ病や社会不安障害などによって心療内科に通院していたこともありましたが、多汗症が治ったと同時に、精神的な異常はなくなりました。 これは体験する

          多汗症の原因は心の問題なのか?

          なぜ多汗症を克服する本当の情報が少ないのか?

          多汗症に関しては、手術や薬物療法の情報は多いですが、それ以外の情報がかなり少ないです。 また、漢方やその他民間療法においても、ハッキリと治ると言っている情報源は一切ありません。 なぜかというと、治す側・治療者側の人で自分が多汗症で、なおかつ自分で克服した人がいないからではないかと思います。 多汗症に関しては、医療者と患者の間に高い高い壁があると感じています。 汗に困っていない人は、たかが汗と心のどこかで思っています。 ですが、多汗症の人にとっては生き地獄であるほど苦

          なぜ多汗症を克服する本当の情報が少ないのか?