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笑顔と愛想とテンションをコントロールする日々

初対面の人と話すのは得意な方だと思っていた。
基本的に愛想も良くて笑顔も自然に出てくるし、人に興味があるので質問もわんさか出てくる。
「人が好き」と言えるとは思うけれど、”人との交流が好きで常に誰かと一緒にいたいというタイプ”、とは異なる。
私の場合は、その人がどんな考えでどんな経験をしてきたのかを知りたいだけ。直接話せなくてもその人の癖や言い回しや表情の変化を観察するのが好き。あくまで自分の興味や好奇心がメイン。友達欲しい欲は少ないというか自分と相性が良い人は少ないと思っているので期待していない(関係の構築や維持は苦手な方だという自覚あり)。
なのではじめは良い人だろうと悪い人だろうと、こんな人がいるんだと興味があるけれど、徐々に興味が薄れていく。笑
常に人に囲まれる環境はストレスに感じるし、ひとりが快適派なので、その後から徐々に対応が冷たく感じる人も多いんだと思う。
年々この傾向が強まってきて(あまり我慢しなくなったせいかも)、周りの人からしたら1回目と2回目でギャップがあるように感じるんだろうなと想像できるようになってきた。

さらに最近はまた自己分析が深まった。
初対面は得意だと思っていたけれど実はそんなに好きではなく、気合いを入れてテンションを上げていただけかもなと。というかそうだわ。分かりやすくスイッチをオンにしている。
人に対しての興味で動ける部分が主ではあるけれど、常に会話が途切れないように、相手が話しやすいように、良い雰囲気になるように、など気を使うことが多すぎて疲れる。
普段は静かだし落ち着いているしマイペースなのだが、初対面だけはテンポと口角を上げて話しまくっている気がするな。喉が弱いから翌日は声が枯れるし。

無理してるよなー、と思うことが度々。
特に初対面は笑顔が重要と思っていたけれど、相手のためというより自分が落ち着くために過剰に笑顔を放出していたのかもしれない。
でも笑顔が溢れているわけではないのに印象が良い人はたくさんいる。そういう人を観察するとあまり無理にテンションを上げていないし、自然な会話をしているように見える。それが好印象なんだろうな。無理しないためにもこういう人に寄せていきたい。

ということで最近は笑顔を控えめにするように心がけている。まあいきなり半分に減らすことすら難しいんだけど、笑顔でもテンションは上げすぎないようにするなど調整していきたい。
相手に悪い印象を与えないレベルで、自分も疲れないちょうどいいところを狙おう。
笑顔じゃなくてもいいと思いつつ、やっぱり知らん人の真顔って怖いからさ。少なくとも表情の変化は必要だと思うな。近寄りがたい人にはなりたくないし。
ちょうどいいところって難しい。まあどうしたって全員に好かれることはないんだろうから、自分が疲れず相手に悪い印象を与えない、うまいところを狙っていこうと思う。

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