見出し画像

【高嶺華明セレクション】2024年4月に出会った素敵な音楽を紹介します

どうも。高嶺華明です。

5月も半ばになってしまいましたが、4月に出会っていいなと思った曲を羅列していきます。


4月の素敵だと思った曲まとめ

Avid /SawanoHiroyuki[nZk]:mizuki

3月かな、86っていうアニメを観たんですが、そのアニメのEDでした。
EDは2曲あるんですが、こっちの方が自分は好きです。

3月にアニメ観たならなんで3月に紹介しないの?ってなるじゃないですか。
真面目に曲聴いたのが4月だったんです(失礼)。
兄とカラオケ行ったときに歌ってて、あれこんなにいい曲だったかな?と思って真面目に聴いたらめっちゃ好きじゃん…となりました。

動画の冒頭はアニメの主人公(主人公も2人いるんですが)が喋ってます。

好きになる曲って、1秒目からいいなって思う要素があるんですが、
この歌だとイントロのピアノのメロディが切ないところが惹かれたのと、アニメの世界や物語に合ってるな、という直感でしょうか。
美しいのに退廃的な、物語も戦争と人種差別がある世界が舞台で、格差のある中で何とか生き抜いたり、誰かを救おうとしたり、そんな人たちの話です。
物語のメインで出てくるキャラたちはみんな美しいし気高いけれど、世界はそう上手くいかない、そんなやるせない物語にぴったりな音楽です。
いい話ですよ。面白いし。

歌詞も日本語に聞こえる英語が入っている、というか、日本語に聞こえるように歌っている気がします。
例えば、you made me doが夢見るに聴こえたり、
it calls が行こうに聴こえたり、これがまたアニメのセリフであったようななかったような、そんなシーンがあったようななかったような、みたいな。
そもそも歌詞の言葉選びも好きというか、「意固地な希望を拓く螺旋の奏」ってなんなんだよと。
どこからこの言葉出てくるの。

個人的には歌詞の一番最後の「行方も知らない あの日の群青」が「あばばばばばば」になります。
あばばばば………(アニメを思い出している)。

ただの感想文ですが、めげずに次に行きます。

SIN IN JUSTICE / APOCALYPTICA X VAMPS

VAMPS!?!?!?!?!?!??!
ってなりましたよ。
VAMPSってあのVAMPS!?!?!?!?!?!
って。
あのVAMPSでした。

自分はVAMPSのファンではなく(正確に言うとラルクのhydeさんのファン)、APOCALYPTICAのファンなんですが
youtubeでまばらに曲を聴いてきたけどAppleMusicでまとめてAPOCALYPTICA聴きたいな~と思ったときに、トップソングの一番最初に出てたのがこの曲で、聴いてみた結果冒頭の感想に戻る、というわけです。

APOCALYPTICAはドラムとチェロ3人体制の4人で構成されたフィンランドのメタルバンドです。
自分は「編曲の参考になるアーティストさんを開拓しよう!」と思って、「シンフォニックロック バンド」とかで検索かけてネットの海を漂っていたら偶然見つけて好きなったんですが、編成が異端すぎて驚いたのと、ここまで異端でもかっこいい音楽ってできるのか!と、

「もう音楽とかなんでもええわ!好きにやっていいものできたらそれでいいじゃん!」

と変な方向に吹っ切らせてくれた恩があります。

自分はロックもメタルも弦楽も詳しくないので語るのやめときます。
聴けばかっこいいのがわかるので。

ハイ次。

ももいろの鍵 / いよわ feat.初音ミク

か わ い い 。
絵も曲も総じて可愛い。

まぁそれはいいとして。
この曲がすげぇな、と思ったのがオケのピアノすごい動いてるのにボーカルの邪魔をあんまりしてないってところなんですよ。
編曲上手い人ってすげぇな…と、後ろのピアノを拾って聴いてるくらいピアノの使い方が上手いなぁと感動しました。

歌以外いよわさんがやってるというのも多彩すぎて憧れます。
いいなぁ。

『1000年生きてる』って曲もいいな、と思ったんですが、いいと思う人多いだろうなと思って避けました。
いや最近人気の人っぽいのでみんないいと思うんでしょうけれど。

ハイ次。
あんまり長くなんか書いても誰も読まないだろうと冷静になってきました。

Birds of Fire / Mahavishnu Orchestra

AppleMusic泳いでたら偶然出会いました。
オーケストラと書いてありながらジャズのようなロックのような、そんな不思議な曲です。
ギターくそかっけぇな!

2分48秒くらいの雰囲気変わるところ好きです。4分後半にも同じように変わるところがあります。
違う曲になったみたいで、変化を持たせるならこれくらい大胆にやらないとね~と勉強に…
これ前回のCrow Songでも同じようなこと書いたよな…。

次。

シリウスの心臓 / ヰ世界情緒

歌が上手いのは聴きゃわかるので割愛。
よだかの星?とか思いながら違うような気も。

個人的にピアノの音が好きなので、ピアノ一本で勝負してくる曲めっちゃ好きなんですが、この曲作った傘村トータさんはほかの曲もピアノ一本なことが多いみたいです。で、バラード多め。
ふらっとほかの曲も聴きましたが、この曲とあと『垂直落下』って曲がダントツよかったです。

誰かが死んだことを「星になる」と表現するのは多く、使い古された感もありますが「明かり」と表現するところが傘村さんの優しさなのかな、と思ったり。
星だと遠すぎるけど、明かりだったら夜以外でも会えるし。

「待ってて」なのもいいなぁ、「待ってて」の時点で置いて行かれた側で絶対寂しいだろうに、「あなたがいなくても生きる」っていう決意が「待ってて」に込められててまた健気。

自分はすぐ創作で人を殺すので参考になります………。

あとは歌について少し。
「明かりになったあなたへ」を例に出しますが、「なたへ」の発声とか、結構しっかりお腹から支えて声出してるやり方(少なくとも自分は同じように歌おうと思ったら下っ腹で声支える)で、歌い手さんによくある声量ない方じゃなさそうだなぁというのがいいな、って思います。
声量なさそうに聴こえる声質だけど、歌好きでよく歌ってきた人なのかな、と。知らんけど。

自分はボイトレ行ってた頃、声量なくて先生によく笑われてました。
声量ある人うらやま~。

次で最後です。

素晴らしき今日の始まり / GOOD ON THE REEL

多摩川について手すりに手をかけた「僕」って本当は死のうとしてたんじゃないの?って思ったりしてますけど、「それでも生きていくから」って言ってるから生きることにしたんだね、とほっとしています。

それはさておき。

サビのドストレートな歌詞が似合うアーティストって本当に才能ですよこれ。
うさん臭くなる人もいれば、薄っぺらく聞こえる人もいて、だけどこの人の声だとすんなり入ってくる。声って不思議です。

こういう歌詞を引き立てるのはやっぱり、王道バンドサウンドなんですよね。
奇をてらわずまっすぐ、昔からある音楽の形だからこそ受け入れられる音があり、歌詞に寄り添うことができる。
だからバンドって好きなんです。

生きていて「素晴らしい今日」と思ったことは一度もないですが、音楽というのはフィクションなので、現実と別問題としてこの曲をを「いいな」と思う気持ちは失わずにいたいところです。

読んだ小説の作者さんがこのアーティストさんのファンだという情報を入手したので聴いたのがきっかけで出会いました。
もう少し他の曲も聴きたいな、と思っています。

誰が読むのこんな記事

と思ったりしていますが、自分がいろいろな音楽に触れた証として、今後も気が向く限りは残していこうと思います。

では。

うちの猫たちに天井まで届くキャットタワーを買ってあげたいのでどうかご協力お願いします!