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ノラネコたちが、わが家の昼ご飯を見ています。

オトナにも大人気、コドモエの絵本『ノラネコぐんだん』シリーズのワルネコ8匹がわが家に来た。


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ノラネコにけなされる可哀想なサラダ

ノラネコたちがサラダの盛り付けられたお皿を見ています。
「野菜ばかりじゃつまらないね」
「でも色とりどりで美味しいらしいよ」
「ニャー そんなことはどうでもいいね」


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メインのチキンが盛られ、ノラネコの数が増えた

「あ! お肉が乗ったよ」
「チキンのシェリービネガー焼きって言ってたね」
「鶏モモ肉に塩胡椒して、レモン汁とオリーブオイルを振りかけて1時間以上置いておくんだって」
「後はフライパンで皮がこんがりするまで焼くだけ。仕上げにシェリービネガーとオリーブオイルを混ぜ合わせて振りかけるんだって」
「シェリービネガーがなければ、バルサミコでもいいよ」
「なんだ、バルサミコならすぐできるね ニャー」


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美麗な流線型が魅力の百済観音像

お昼を食べたノラネコたちが、わが家の秘仏を見学してます。
「これは百済観音像(くだらかんのんぞう)っていうんだよ」
「ハルカさんが10年前、仏像見学に行った奈良で買った彫刻だね」
「ハンディワイパーでホコリを払っていたら、右手の指が折れたらしいよ」
「扱いが乱暴だね ニャー」



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このワルネコが勢揃いする『ノラネコぐんだん』シリーズ(コドモエの絵本)は、こどもと無縁の私でさえ夢中になってしまうツワモノ絵本。
話は単純。ノラネコたちがコソ泥みたいな悪さをし、見つかって正座で反省。代償にそれなりの労働を強いられ、お終い
毎回、このパターンだ。同じ展開ながらストーリー構成の変化球、変わらない決めゼリフとひねたイラストが無性に可愛くワクワクし、ファンは中毒症状に陥ってしまう。
累計販売数200万部という、大人を巻き込む人気タイトルなのである。




*このコミックは毒のある笑いもあり、ダジャレに理解ある方は抱腹絶倒間違いなし。主人公はワンワンちゃん。ノラネコたちはサブキャラなので、『ノラネコぐんだん』はスピンオフだった模様。

*コミックムービーとしてYouTubeでも展開されている