【読書日記⑪】「見ていなかった」と気付かされる一冊!

どうも、たかさんです。

美術館に行く意味は何か?

そんな事をよく考えてました。
どこかで見たような絵がある事を
確認する作業なのではないかと。

しかし、間違ってました。
私は目が見えるのに

見ていなかったのです。

そう思わせてくれたのは
この一冊でした。

川内有緒さん著

【2022年 Yahoo!ニュース|本屋大賞 ノンフィクション本大賞 受賞作】なので、ご存じの方も多いかもしれません。

内容はタイトル通り
全盲の白鳥健二さんという方と美術館を
巡るお話です。

全盲の方が何で美術館行くの?

この言葉が、最初にこの本を見た時に
浮かびました。

しかし、絵画を前にして白鳥さんに
「この絵を説明して下さい」と聞かれた時に気づきました

目が見えない人に絵画を説明するって
難しい!!

自身のボキャブラリーの少なさに
痛感したのもそうですが、
絵画の良さと言うか、何を説明したら
良いのか悩んでしまいました。

筆者も手探りながら絵画を説明
していく様が描かれていました。

白鳥健二さんは何を見ているのか?

今後、美術館に行ったら
「白鳥さんにどう説明しようかな」
と思えました。

楽しみ方がわかった気がします。

たかさん



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