マガジンのカバー画像

ことばを求めて

10
なんでことばに惹かれるんだろう。
運営しているクリエイター

2020年12月の記事一覧

悦びと腐敗のポストキャピタリズム|「人類堆肥化計画」を読んで

「人類堆肥化計画」とは、これまた大変な思想を掲げてくれたものである。今年の後半で僕自身が…

予言としての日常・ことば|「予言」を読んで

短歌の常識を覆してくる作品に出会った。鈴木ちはねさんの「予言」である。 今年「第二回笹井…

それでも、生きているんだということ|「星に帰れよ」を読んで

佐々木俊さんの装丁に惹かれて買った「星に帰れよ」は、第57回文藝賞優秀作を受賞した16歳の作…

言葉の天才が生み出す「普通」|「天才による凡人のための短歌教室」を読んで

自らを「天才」と呼ぶ人には二つのパターンがあると思っていて、一つは「凡人としての天才」で…