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本を読むということ

1冊の本を読むことは、新しい体験をすることに近いと感じます。読書をすることにより、他人が見たもの、経験したことを代理体験することができます。本を読んだら読んだだけ学びにつながるというのも納得です。

30歳まで読書が大嫌いだった私は、ある本との出会いを契機として大きく変わりました。『7つの習慣』です。読書嫌いが手を出すにはかなりヘビーだったかもしれませんが、読んでいてとても納得感が得られ、自分がいかに見識不足なのかを教えてもらうことができました。そう、本を読まないと成長ってできないんです。現代ではデジタル技術の発展でYouTube等の動画サービスが発達していますが、やっぱり本を読むことのほうが成長できるのだと思います。これは私の感覚ですが、動画を視聴している時は、アクティブリスナーになっていないのではないかと思います。受け身で情報をただ受け取っているので、脳がそもそもあまり働いていない。自分で主体的に情報を受け取り、編集し、脳内に保管するというプロセスは、本を読むことで養われていくのではないでしょうか。

私は今では1週間に4冊本を読みます。多い時は5冊。修学旅行では5冊。年間で200冊を目標としています。ジャンルは教育分野に限らずさまざまで、ビジネス書、自己啓発、リーダーシップ論、コミュニケーション、SDGs実践などなど。認知バイアスが起こらないように、あえて反対のものを読んだりもします。そうしないときっと成長していけないのだと思います。

志村けんさんはどれだけ酔っ払って家に戻っても、必ず寝る前に映画を一本見ていたそうです。自分が映画で楽しみたいからではありません。映画からコメディの要素を学び、自己改善につなげようとしていたからです。志村さんは「自分が寝ている間にも努力しているやつがいる」と言っていたように、誰にもできない努力をし続けていました。そう、自分が何もしていない時にも努力をしている人がたくさんいる。そう考えたら、もっともっと自分は努力しなくちゃいけないって思います。

本を読みましょう。本は素敵です。本を読むことで人は成長します。そこには多くの学びがあり、体験があり、出会いがあります。自分を変えるようなそんな出会いをぜひ。

平川理恵先生の本当の出会いも大きなものでした。

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