サンタクロース一妻の詩(120)

私のサンタクロースは
今 すやすやと寝息をして
気持ちよさそうにソファーベッドの上
いつも私をつつんでくれて
あったかい あったかい
サンタクロース
こうして寝息をしているときは
社会の何ものからも離れて
心は一体どこに行っているのだろう
安心しきって
ゆったりと
すやすや クークーと
傍らで時計の音が
タッ タッ タッと鳴っている
たった三十分の安らぎの時間
サンタクロースの寝息を聞きながら
心静かに 幸せな私

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