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【3Dデータ】国土地理院の「PLATEAU」を使って弁慶堀を3D画面で見てみた

PLATEAU は、国土交通省が進める 3D都市モデル整備・活用・オープンデータ化 のリーディングプロジェクトです。都市活動のプラットフォームデータとして 3D都市モデルを整備し、 そのユースケースを創出します。さらにこれをオープンデータとして公開することで、誰もが自由に都市のデータを引き出し、活用できるようになります。(プラトーaboutから抜粋)リリースされてから一度何かモデルをダウンロードしたいと思っていましたが、何をダウンロードしようか迷っていました。都内だと弁慶堀があるんじゃないか?と思いちょっと見てみることにします。


まず、どの部分のデータを取り出せば良いのかを調べる必要があります。「東京都23区構築範囲拡大図」を表示して確認してみます。


533955の07~08~09、17~18~19、27~28~29の範囲をDLすれば良さそうです。

533945のZIPファイルをDLします。

zipファイルを解凍します。内容は以下の通りとなります。

  • brid.zip→橋梁

  • dem.zip→地形モデル

  • LOD1.zip→3次メッシュ

  • LOD.2zip→4次メッシュ


ダウンロードしたら、それぞれのzipファイルを解凍、objファイルを取り出します。検索で「obj」を入力し、objファイルを抽出して取り出しやすくしておきます。ここから上記の番号の「533955の07~08~09、17~18~19、27~28~29」をRhinocerosにドロップします。

Rhinocerosでデータを開くとこのような感じになります。objデータが開ける環境の方は一度遊んでみるのも良いかもしれません。



Rhinoceros画面。弁慶橋のあたり。お堀の水深などまで再現しているかは不明ですが地形の成り立ちがわかりますね。橋梁データはあるものの、弁慶橋は未反映のようです。
GoogleEarth画面。ホテルニューオータニが再現できていないですね。アップデートに期待。
Rhinoceros画面。高速道路の方から。
GoogleEarth画面。
Rhinoceros画面。弁慶堀で言うと奥側から見た様子。高速道路のデータも欲しいところ。
GoogleEarth画面。

FBXファイルもDLすると、建物のテクスチャも再現できるのですが、弁慶堀周辺はまだデータができていないようでした。またアップデータされたら弁慶堀大解剖みたいなこともできそうですね。

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