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現代人を魅了する陰陽師の歴史を知る‼︎加門七海さん監修『陰陽師の日本史』


加門七海さん監修『陰陽師の日本史』

加門七海さん監修『陰陽師の日本史』が2024年4月10日(水)に発売されました。

杜出版の青木康が編集•執筆協力をしました。

陰陽師は、映画、アニメ、漫画などで数多く登場します。

今年のNHK大河ドラマ『光る君へ』でもユースケ・サンタマリアさんが陰陽師の安倍晴明を演じています。

陰陽師は古代から明治時代まで実在し、日本人の習慣や風俗、精神性にまで影響を与えてきました。

安倍晴明と同時期を生きた賀茂保憲も紹介されています。

安倍家よりも賀茂家の方が陰陽師の歴史は古く、天文道は安倍家が、暦道は賀茂家が継承する体制になります。

安倍晴明の死後は、陰陽頭と陰陽助は安倍家と賀茂家が独占することになります。

平安時代は呪詛が頻繁に行われていましたが、安倍晴明が藤原道長への呪詛を見抜いて救ったという記述もあります。

安倍晴明のライバルの滋岳川人、蘆屋道満、智満、浄蔵などの陰陽師も紹介されています。

明治3年(1870年)に陰陽道を禁止する「天社禁止令」が出され、1169年続いた陰陽寮が廃止されました。

2024年4月19日(金)には、山﨑賢人さん主演の映画『陰陽師0』が公開されます。

陰陽師の不思議な力は現代でも多くの人々を魅了しているのですね。

【陰陽師の日本史】
加門七海監修
○出版社 宝島社
○発売日 2024年年4月10日
○単行本 208ページ

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