見出し画像

新刊の紹介‼︎平藤喜久子さん監修『日本の神様を知る』


表紙

TJMOOKより平藤喜久子さん監修『日本の神様を知る』が2023年1月30日(月)に発売されました。

弟の杜出版代表の青木康が編集をして、青木康と五十嵐敦史さん、常井宏平さんが執筆協力をしました。

巻頭インタビュー
巻頭インタビュー


本書では日本の八百万の神様の由来とその御神徳を解説しています。

巻頭インタビューは神田神社宮司の清水祥彦さんです。

「ご利益別 全国参拝したい神社、訪れたい神様」とじ込み小冊子

参拝や旅行に便利な「ご利益別 全国参拝したい神社、訪れたい神様」とじ込み小冊子付きです。

なぜ神様にはそれぞれ別のご神徳があるのか


日本には八百万の神様がいてそれぞれ個性的な御神徳があります。

酒造関係ならば、水の恵みを与える山の神様を信仰し、陶芸などの場合は、作品の出来を左右する火の神様を崇拝するなど業界ごとに産業を守護する神様がいます。

天照大御神が天の岩屋と呼ばれる洞穴に隠れた際には、計画を立てる神、鏡をつくる神、祝詞を読む神など天上世界の各神々が得意とする仕事を通じて、天の岩屋から天照大御神を出すことに成功します。

日本神話では神々はそれぞれの役割を持っていて、神様の得意分野は神話の中の役割や仕事を通じたものです。

神様になった権力者
神様になった権力者


徳川家康、豊臣秀吉、明治天皇、菅原道真など英雄が神様として祀られる場合もあります。

徳川家康が亡くなった後に神号を仏教的な権現にするか、神道的な明神にするかで論争が起きました。

しかし、家康のブレーンであった天台宗の僧の天海が、豊臣秀吉が「豊国大明神」として祀られながら豊臣家が没落したことから明神は不吉であると主張して、家康は権現として祀られることになったそうです。

東照大権現という神名には東のアマテラスという意味が秘められているという説もあります。

現在では出世の神様としても信仰されています。

本書を読んで日本の八百万の神様の各々の由来や御神徳を知り、神社の参拝もより楽しくなります。


目次
目次


【日本の神様を知る】
平藤喜久子監修
○出版社 宝島社
○発売日 2023年1月30日
○TJMOOK 112ページ

記事を読んで参考になった方は御支援やSNSでシェアして頂ければ幸いです。 これからも有益な記事を提供していきます。