キャッチ

【勉強会】これからのキャリアを考える。「20代エンジニアのためのキャリア論」に参加。

「年収600万円で幸福の上限値を味わいたい!」
そんなことを思った勉強会でした。

テーマは「20代エンジニアのためのキャリア論」
1万人のエンジニアと話してきた、サポーターズ代表の楓博光さんが講師です。漠然と考えていたキャリアを改めて考えるきっかけになりました。

目次
◼️ サポーターズとは
◼️エンジニアに知っててほしい5つのこと
 1.自らの希少性を知る
 2.お金と人生のはなし
 3.自分の位置を知ろう
 4.新卒、3年目、30歳は分岐点
 5.では、どうするか?
◼️さいごに

◼️サポーターズとは

サポーターズとは
エンジニア学生が使っている就活サービス。
就活にかかる交通費を負担してくれる。

これまで1万人以上のエンジニアと話し、共にキャリアを考えてきたことで気づいた『キャリアを考える上でエンジニアに知っておいてほしいこと』をテーマにお話されました。楓さん自身、プログラミングは重要であると考えており、世の中を変える人をサポートしたいという想いを持って色々なことに取り組まれています。

◼️エンジニアに知っててほしい5つのこと

1.自らの希少さを知る

転職求人倍率レポートによると、2018年現在の転職求人倍率は「8倍」。1人の求職者に対して8社から来てほしい!と声がかかるような状況です。

プログラミングは誰にでもできるものではない。
偏差値とプログラミングができることに相関はない。

偏差値が高いからといって必ずしもプログラミングができるという訳ではないというお話でした。プログラミングを好んでできる人はまず、自らの希少性を認識してほしいとのことです。

2.お金と人生のはなし

「あなたは、年収がいくらほしいですか?」
なんとなくで良いので少し考えてみてください。
実際、勉強会では自分が希望する年収額を言い合うということをしました。参加者だけで500万~1,000万円くらいの開きがあったと思います。

なぜ、年収の話をしたかというと、"それ以上上がっても幸福度が上がらない年収額"というものがあるらしいのです。

それが、米プリンストン大学の研究によると600万円台。さて、みなさんの希望する年収額と比べてどうだったでしょうか。

どうせなら、幸福度の上限値である年収600万円台は欲しいなぁと話を聞きながら思いました。

3.自分の位置を知ろう

次は、自分の市場価値について。同世代と比べたとき、あなたは上位何%に含まれるか?というものです。

勉強会では、学生、3年目、30歳の時点で上位5%,10%,20%の人達はどんなことをしていたのかという具体例を見ながら、今自分は何%に入っているかというお話がありました。エンジニアのキャリア支援を数多く行ってきた楓さんだからこそ分かるものですね。この部分についてはメモし切れなかったので、興味のある方は実際に勉強会に参加することをおすすめします。

上位20%に入ることができれば、
自分でキャリアを選べるようになる。

そして、20%に入れる見込みがない人は注意!というお話でした。

4.新卒、3年目、30歳は分岐点

キャリアにおいて「新卒」「3年目」「30歳」は分岐点。それぞれの分岐点における特徴が下記になります。

◼️新卒
超貴重!会社を選べる立場にある。
しかし、情報量が不足しているため会社の見極めが困難である。
◼️3年目
中堅。ポテンシャルよりもスキルで評価される。3年経つと1万時間経過するため、嫌でもその道のプロになって”しまう”。
◼️30歳
ベテラン。人脈、スキル、経験など、尖った「何か」がないと相手にされない。自分の時間が減る。自分の時間を確保したいなら結婚や健康など何かを我慢しなければいけなくなる。誰にも怒られないし、アドバイスももらえない。

とにかく、これら3つの分岐点までに自分のレベルを上げておこうよ、というお話でした。

5.では、どうするか?

じゃあ、それぞれの分岐点までに何をすればいいの?ということで提示されたのが下記の2つ。

1.仕事をその環境にする。転職する。
2.自分でインプット・アウトプットする

1.仕事をその環境にする。転職する。
今いる仕事場の環境もしくは転職することで、自分が仕事をする環境のレベルを1つ上げるということです。上位20%の人材であれば上位10%の環境(企業)へ、上位10%の人材であれば上位5%の環境(企業)へという具合ですね。

働く会社は、自分の立ち位置がその会社における中間のレベルより下の位置になる会社が良い。

エース待遇で会社に入ってしまうと、その後の伸びがなくなってしまうというお話もありました。常に周りの方がレベルの高い状況が望ましいということですね。

参考:[情熱プログラマ]
「チームで一番の下手くそ」でいる勇気
https://atuweb.net/201712_most-unskillfulness-in-a-team/

2.自分でインプット・アウトプットする
いつものインプット、アウトプットのお話です。勉強には必ずといっていいほど言われることですね。

勉強会で提示されたのが下記です。

◎副業、アルバイト
〇勉強会講師
〇何か作る
〇ブログ
△勉強会参加
△プログラミングスクールに通う

「◎」と「○」の違いは、自分のスキルでお金を稼ぐという違いですかね。本気でやることで得られる経験は大きいと思います。

「○」と「△」の違いは、アウトプットまでできているかということ。勉強会やスクールに行くだけでなく、学んだことを活かして"何か生み出す"ということが重要なんですね。

◼️さいごに

勉強会の最後にこんなお話がありました。

みんなが感じている負を技術で変えてほしい。
とにかく上位20%に入ることを目指そう。

既に新卒の岐路は終了。3年目の岐路まではあと5ヶ月。勉強会のスライドを見る限り、僕は今のところ上位20%に入れていないようです。

では、あと5ヶ月で何をするのか。今のところ下記のことをやっていきたいと思っています。

・プログラミングの基礎を学ぶ
・週1回、noteもしくはQiitaの更新

「プログラミングを組み立てるのに必要な基礎を学び、学んだ内容を定期的にアウトプットする」というイメージです。

ここでの基礎を学ぶというのは「アルゴリズム、オブジェクト指向に関する書籍をまず読むこと」と考えていますが正直、基礎としてここからやるべきなのかあまり自信がありません。もし、「プログラミングの基礎ならここからやるべき!」というご意見があればぜひいただきたいです!

この記事がみなさんのキャリアを見つめ直すきっかけになれば嬉しいです。それでは!

読んでくださりありがとうございます。 これからもnoteで発信していくのでよろしくお願いします!